登録販売者 北関東・甲信越共通問題 過去問 平成30年 第117問
医薬品副作用被害救済制度等に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。
  1. 医薬品の不適正な使用による健康被害についても、救済給付の対象となる。
  2. 給付の種類としては、医療費、医療手当、障害年金、障害児養育年金、遺族年金、遺族一時金及び葬祭料がある。
  3. 医薬品PLセンターは、消費者が、医薬品又は医薬部外品に関する苦情について製造販売元の企業と交渉するに当たって、公平・中立な立場で申立ての相談を受け付け、交渉の仲介や調整・あっせんを行い、裁判によらずに迅速な解決に導くことを目的としている。
  4. 給付の種類のうち、障害年金とは、医薬品の副作用により一定程度の障害の状態にある18 歳未満の人を養育する人に対して給付されるものである。
  1. (a、b)
  2. (a、c)
  3. (b、c)
  4. (b、d)
  5. (c、d)

【 正答:3 】

解説

  1. 救済給付の対象となるには、添付文書や外箱等に記載されている用法・用量、使用上の注意に従って使用されていることが基本となる。医薬品の不適正な使用による健康被害については、救済給付の対象とならない。
  2. 選択肢の通り
  3. 選択肢の通り
  4. 選択肢は、障害児養育年金に関する記述である。障害年金は、医薬品の副作用により一定程度の障害の状態にある18歳 以上の人の生活補償等を目的として給付されるものである・