登録販売者 長野 過去問 平成30年 第21問
医薬品に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
  1. 医薬品は、効能効果、用法用量、副作用等の必要な情報が適切に伝達されることを通じて、購入者が適切に使用することにより、初めてその役割を十分に発揮するものである。
  2. 医薬品医療機器等法では、健康被害発生の可能性の有無にかかわらず、医薬品に異物の混入、変質等があってはならない旨を定めており、医薬品の販売を行う者はそのようなことがないよう注意することが重要である。
  3. 一般用医薬品は医療用医薬品と比較すると、保健衛生上のリスクが相対的に低いため、市販後に医学・薬学等の新たな知見及び使用成績等に基づき、その有効性及び安全性の確認が行われることはない。

    【 正答:4 】

    解説

    1. 選択肢の通り
    2. 選択肢の通り
    3. 医薬品は、市販後にも、医学・薬学等の新たな知見、使用成績等に基づき、その有効性、安全性等の確認が行われる仕組みになっており、それらの結果を踏まえ、リスク区分の見直し、承認基準の見直し等がなされ、販売時の取扱い、製品の成分分量、効能効果、用法用量、使用上の注意等が変更となった場合には、それが添付文書や製品表示の記載に反映されている。