自律神経系の働きに関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。 
- 副交感神経の節後繊維の末端から放出される神経伝達物質はノルアドレナリンである。
- 概ね、交感神経系は体が食事や休憩等の安息状態となるように働き、副交感神経系は体が闘争や恐怖等の緊張状態に対応した態勢をとるように働く。
- 副交感神経系が交感神経系より優位に働いたとき、気管及び気管支は収縮する。
- 交感神経系が副交感神経系より優位に働いたとき、膀胱では排尿筋が収縮する。
【 正答：2 】
解説
- 誤 交感神経の節後線維の末端から放出される神経伝達物質はノルアドレナリンであり、副交感神経の節後線維の末端から放出される神経伝達物質はアセチルコリンである。
- 誤 概ね、交感神経系は体が闘争や恐怖等の緊張状態に対応した態勢をとるように働き、副交感神経系は体が食事や休憩等の安息状態となるように働く。
- 正 選択肢の通り
- 誤 交感神経系が副交感神経系より優位に働いたとき、膀胱では排尿筋が弛緩する。