登録販売者 北関東・甲信越共通問題 過去問 平成30年 第84問
胃腸鎮痛鎮痙薬に含まれている成分に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
  1. ブチルスコポラミン臭化物等の抗コリン成分を含む医薬品は、口渇、便秘、排尿困難等の副作用が現れることがある。
  2. パパベリン塩酸塩は、中枢神経に働いて、主に胃液分泌を抑える。
  3. アミノ安息香酸エチルは、メトヘモグロビン血症を起こすおそれがあるため、6歳未満の小児への使用は避ける必要がある。
  4. オキセサゼインは、局所麻酔作用のほか、胃液分泌を抑える作用もあるとされ、胃腸鎮痛鎮痙薬と制酸薬の両方の目的で使用される。

    【 正答:2 】

    解説

    1. 選択肢の通り
    2. パパベリン塩酸塩は、消化管の平滑筋に直接働いて胃腸の痙攣を鎮める作用を示すとされる。
    3. 選択肢の通り
    4. 選択肢の通り