登録販売者 過去問 解答 平成26年 大阪
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- 医薬品は、人の生命や健康に密接に関連するものであるため、高い水準で均一な品質が保証されていなければならない。
- 医薬品は、市販後にも、医学・薬学等の新たな知見、使用成績等に基づき、その有効性、安全性等の確認が行われる仕組みになっている。
- 医薬品は、効能効果、用法用量、副作用等の必要な情報が適切に伝達され、適切に使用されることにより、その役割を発揮することができる。
- 薬事法では、健康被害の発生の有無にかかわらず、医薬品に異物等の混入、変質等があってはならない旨が定められている。
【 解答:5 】
- 一般用医薬品は、購入者等の誤解や認識不足のために適正に使用されないことがある。
- 一般用医薬品には、習慣性がある成分を含んでいるものはない。
- 一般用医薬品は、みだりに他の医薬品や酒類等と一緒に摂取する等の乱用がなされると、過量摂取による急性中毒等を生じる危険性が高くなる。
【 解答:1 】
- 医薬品の乱用の繰り返しによって慢性的な臓器障害等を生じるおそれがある。
- 適正な使用がなされる限りは、安全かつ有効な医薬品であっても、乱用された場合には薬物依存を生じることがある。
- 薬物依存が形成されても、一定期間、薬物の使用を中止することで容易に依存は消失する。
【 解答:4 】
- 世界保健機関(WHO)の定義によれば、医薬品の副作用とは、「疾病の予防、診断、治療のため、又は身体の機能を正常化するために、人に通常用いられる量で発現する医薬品の有害かつ意図しない反応」とされている。
- 医薬品の副作用は、十分注意して医薬品が使用されていれば、必ず防ぐことができる。
- 医薬品を使用する人が、副作用をその初期段階で認識することにより、副作用の種類に応じて速やかに適切に処置し、重篤化の回避が図られることが重要である。
- 我が国では、独立行政法人医薬品医療機器総合機構法で、「許可医薬品が適正な使用目的に従い適正に使用された場合においてもその許可医薬品により人に発現する有害な反応」を、医薬品の副作用と定義している。
【 解答:3 】
- アレルギーを引き起こす原因物質をアレルゲンという。
- アレルギーには遺伝的な要素もあり、近い親族にアレルギー体質の人がいる場合には、注意が必要である。
- 普段は医薬品にアレルギーを起こしたことのない人でも、病気等に対する抵抗力が低下している状態などの場合には、医薬品によるアレルギーを生じることがある。
- 医薬品に含まれる添加物は、アレルギーを引き起こす原因物質とはならない。
【 解答:1 】
- 一般用医薬品は、一つの医薬品の中に必ず作用の異なる複数の有効成分を組み合わせて含んでいる。
- 相互作用のリスクを減らす観点から、緩和を図りたい症状が明確である場合には、なるべくその症状に合った成分のみが配合された医薬品を選択することが望ましい。
- かぜ薬、解熱鎮痛薬、鎮静薬、鎮咳去痰薬、アレルギー用薬では、作用が重複することが多い。
- 複数の疾病を有する人では、疾病ごとにそれぞれ医薬品が使用される場合が多く、医薬品同士の相互作用に関して注意が必要である。
【 解答:1 】
【 解答:4 】
- 小児は、大人と比べて身体の大きさに対して腸が短く、服用した医薬品の吸収率が相対的に低い。
- 小児の用量が定められていない場合は、成人用の医薬品の量を減らして服用させる。
- 小児は、血液脳関門が未発達であるため、吸収されて循環血液中に移行した医薬品の成分が脳に達しやすく、中枢神経系に影響を与える医薬品で副作用を起こしやすい。
- 小児は、肝臓や腎臓の機能が未発達であるため、医薬品の成分の代謝・排泄に時間がかかり、作用が強く出過ぎたり、副作用がより強く出ることがある。
- a,b
- a,c
- b,d
【 解答:4 】
- 高齢者は、嚥下障害をおこすことがあるので、内服薬を使用する際に喉に詰まらせやすい。
- 一般用医薬品の販売等に際しては、実際にその医薬品を使用する高齢者の個々の状況に即して、適切に情報提供や相談対応することが重要である。
- 高齢者は、持病(基礎疾患)を抱えていることが多く、一般用医薬品の使用によって基礎疾患の症状が悪化する場合がある。
- 一般用医薬品は、規定用量の下限で使用していれば、高齢者でも作用が強過ぎる等の問題を生じることはない。
【 解答:1 】
- 生活の質(QOL)の改善・向上
- 重度な疾病に伴う症状の改善
- 健康状態の自己検査
【 解答:2 】
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【 解答:5 】
- ビタミンB 含有製剤は、妊娠前後の一定期間に通常の用量を超えて摂取すると、胎児に催奇12形性の危険性が高まるとされている。
- 一般用医薬品であっても、配合成分やその用量によっては、流産や早産を誘発するものがある。
- 妊娠中に医薬品を使用した場合、母体の血液-胎盤関門が、医薬品成分の胎児への移行をどの程度防御するかは、未解明のことも多い。
【 解答:5 】
- 医薬品に配合されている成分は、光(紫外線)によって品質の劣化(変質・変敗)を起こすことはない。
- 医薬品が保管・陳列される場所は、品質が十分保持される環境となるよう留意する必要がある。
- 医薬品は、適切な保管・陳列がなされていれば、経時変化による品質の劣化は起こらない。
【 解答:3 】
【 解答:2 】
- 非臨床試験
- 臨床試験
- 非臨床試験
- 臨床試験
【 解答:2 】
- セルフメディケーションの主役は、一般の生活者である。
- 登録販売者は、購入者等に対して常に科学的な根拠に基づいた正確な情報提供を行い、セルフメディケーションを適切に支援していくことが期待されている。
- 一般用医薬品で対処可能な症状の範囲は、医薬品を使用する人によって変わってくるものであり、乳幼児では、通常の成人の場合より、その範囲は広くなる。
【 解答:3 】
- HIV訴訟とは、白血病患者がHIVが混入した血液凝固因子製剤の投与を受けたことにより、HIVに感染したことに対する損害賠償訴訟である。
- 国は、HIV感染者に対する恒久対策として、エイズ治療・研究開発センター及び拠点病院の整備や治療薬の早期提供等の様々な取組みを推進してきている。
- HIV訴訟では、製薬企業は提訴されなかった。
- HIV訴訟の和解を踏まえ、血液製剤の安全確保対策として、薬事行政組織の再編、情報公開の推進、健康危機管理体制の確立等は行われたが、検査や献血時の問診の充実は図られなかった。
【 解答:3 】
【 解答:5 】
【 解答:5 】
【 解答:5 】
- 小腸は、全長6~7mの管状の臓器で、十二指腸、空腸の2部分に分かれる。
- 小腸は、栄養分の吸収に重要な器官であるため、内壁の表面積を大きくする構造を持つ。
- 絨毛を構成する細胞の表面には、さらに微絨毛が密生して吸収効率を高めている。
【 解答:1 】
- 通常、糞便は、S状結腸、直腸に滞留している。
- 大腸内には、腸内細菌が多く存在し、腸管内の食物繊維(難消化性多糖類)を発酵分解する。
- 通常、糞便の成分の大半は、水分である。
- 大腸は、盲腸、虫垂、上行結腸、横行結腸、下行結腸、S状結腸、直腸からなる管状の臓器で、内壁粘膜に絨毛がある。
【 解答:3 】
- 胆汁には、古くなった赤血球や過剰のコレステロ-ル等を排出する役割がある。
- 胆汁に含まれる胆汁酸塩は、脂質の消化を容易にし、また、脂溶性ビタミンの吸収を助ける。
- 胆汁に含まれる胆汁酸塩は、腸内に放出されると、大部分は小腸で再吸収される。
- 肝臓で産生された胆汁を濃縮して蓄える器官は、胆嚢である。
【 解答:1 】
- 肝臓は、体内で最も大きい臓器であり、横隔膜の直下に位置する。
- アミノ酸が分解された場合等に生成するアンモニアは、肝臓において尿素へと代謝される。
- アルコールは、肝臓で酢酸に代謝されたのち、さらに代謝されてアセトアルデヒドとなる。
- 肝臓は、脂溶性ビタミンであるビタミンA、D等のほか、ビタミンB やB等の水溶性ビタミンの貯蔵臓器である。
【 解答:1 】
【 解答:1 】
- 腎臓に入る動脈は、細かく枝分かれして、毛細血管が小さな球状になった糸球体を形成する。
- 腎臓では、血液中の老廃物の除去のほか、脂質及び電解質(特にナトリウム)の排出調整が行われる。
- 腎臓は、内側中央部のくびれた部分に尿管、動脈、静脈、リンパ管等がつながっている。
- 腎臓には、内分泌腺としての機能があり、骨髄における白血球の産生を促進するホルモンを分泌する。
【 解答:3 】
- 心臓は、心筋でできた握りこぶし大の袋状の臓器である。
- 心臓は、胸骨の真下に位置する。
- 心臓の内部は、上部左右の心室、下部左右の心房の4つの空洞に分かれている。
- 心臓は、心室で血液を集めて心房に送り、心房から血液を拍出する。
【 解答:1 】
( b )は、白血球の約1/3を占め、血液のほかリンパ液にも分布して循環している。
( c )は、最も数が多く、白血球の約60%を占めている。
【 解答:4 】
- 鼓室の内部では、互いに連結した微細な3つの耳小骨が鼓膜の振動を増幅して、外耳へ伝導する。
- 鼓室は、耳管という管で鼻腔や咽頭と通じている。
- 小さな子供では、耳管が太く短くて、走行が水平に近いため、鼻腔からウイルスや細菌が侵入し感染が起こりやすい。
- 急な気圧変化のため鼓膜の内外に気圧差が生じると、耳がつまったような不快感や痛みなどを感じる。
【 解答:3 】
- 骨組織を構成する無機質は、炭酸カルシウムやリン酸カルシウム等の石灰質からなる。
- 骨の基本構造は、骨質、骨膜、骨髄、靱帯の4組織からなる。
- 骨は生きた組織であるが、成長が停止した後は、骨の破壊(骨吸収)と修復(骨形成)は行われない。
- 骨組織を構成する無機質は、骨に硬さを与え、有機質(タンパク質及び多糖体)は、骨の強靱さを保つ。
【 解答:3 】
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- 医薬品が効果を発揮するためには、有効成分がその作用の対象である器官や組織の細胞外液中或いは細胞内液中に、一定以上の濃度で分布する必要がある。
- 全身作用を目的とする医薬品の多くは、使用後の一定期間、その有効成分の血中濃度が、治療域内に維持されるよう、使用量及び使用間隔が定められている。
- 薬効よりも毒性が強く現れる有効成分の血中濃度域を無効域という。
- 医薬品の有効成分の血中濃度が最高血中濃度に達したときに初めて生体の反応としての薬効が現れる。
- a,b
- a,c
- b,d
【 解答:1 】
【 解答:1 】
- イレウスは、腸内容物の通過が阻害された状態をいう。
- 小児や高齢者のほか、普段から便秘傾向のある人は、発症のリスクは低い。
- 初期症状に気付いたら、原因と考えられる医薬品の使用を中止して、早期に医師の診察を受けるなどの対応が必要である。
【 解答:3 】
- 間質性肺炎は、肺の中で肺胞と毛細血管を取り囲んで支持している組織(間質)が炎症を起こしたものである。
- 間質性肺炎は、かぜや気管支炎の症状と区別することは容易である。
- 間質性肺炎は、症状が一過性に現れ、自然と回復することもあるが、悪化すると肺線維症(肺が線維化を起こして硬くなる状態)に移行することがある。
【 解答:4 】
- 医薬品を使用した後に発疹・発赤等が現れた場合は、薬疹の可能性を考慮すべきである。
- 多くの場合、原因となる医薬品の使用を中止すれば、症状は次第に寛解する。
- それまで薬疹を経験したことがない人であっても、暴飲暴食や肉体疲労が誘因となって現れることがある。
- 皮膚以外に、眼の充血や口腔粘膜等に異常が見られることもある。
【 解答:5 】
- トローチ剤は、飲み込まずに口の中で舐めて、徐々に溶かして使用する。
- 経口液剤は、固形製剤と比べて飲み込みやすいが、消化管からの吸収速度には差がない。
- 口腔内崩壊錠は、口の中の唾液で速やかに溶ける工夫がなされているため、水なしで服用することができる。
- スプレー剤は、有効成分を霧状にする等して局所に吹き付ける剤型である。
【 解答:5 】
- a,b
- a,c
- b,d
【 解答:1 】
- 皮膚粘膜眼症候群は、最初に報告をした二人の医師の名前にちなんでスティーブンス・ジョンソン症候群とも呼ばれる。
- 発生頻度は、人口100万人当たり年間500~600人と報告されている。
- 発症機序の詳細は不明で、発症の予測は極めて困難である。
- 皮膚粘膜眼症候群は、38℃以上の高熱を伴って、発疹・発赤、火傷様の水疱等の激しい症状が比較的短時間のうちに全身の皮膚、口、眼等の粘膜に現れる。
【 解答:5 】
- 全身性エリテマトーデス、混合性結合組織病、関節リウマチ等の基礎疾患がある人では、発症リスクが低い。
- 多くの場合、発症は急性で、首筋のつっぱりを伴った激しい頭痛、発熱、吐き気・嘔吐、意識混濁等の症状が現れる。
- 早期に原因医薬品の使用を中止すれば、速やかに回復し、予後は比較的良好であることがほとんどである。
【 解答:4 】
- 外来性の物質が皮膚に接触することで現れる炎症である。
- 医薬品が触れた皮膚の部分のみに生じるが、正常な皮膚との境界ははっきりしていないことが特徴である。
- 原因となった医薬品と接触してから発症するまでの時間は一定である。
【 解答:4 】
【 解答:4 】
- 日本薬局方は、医薬品の性状及び品質の適正を図るために定められている。
- 日本薬局方は、厚生労働大臣の意見を聴いて定められる。
- 日本薬局方に収められているものは、薬事法において医薬品と規定されている。
- 日本薬局方に収められているものは、医療用医薬品のみである。
- a,b
- a,c
- b,d
【 解答:2 】
- ( a )その他の不快感又は口臭若しくは体臭の防止
- あせも、ただれ等の防止
- ( b )、育毛又は除毛
【 解答:2 】
【 解答:5 】
- 生物由来製品は、製品の使用による感染症の発生リスクに着目して指定されている。
- 現在のところ、生物由来製品として指定された一般用医薬品はない。
- 生物由来の原材料を有効成分として用いている医薬品でなければ、生物由来製品に指定されない。
【 解答:1 】
- 医薬品を取り扱う場所であって、薬局として開設の許可を受けていないものについては、病院又は診療所の調剤所を除き、薬局の名称を付してはならない。
- 薬局は、厚生労働大臣の許可を受けなければ、開設してはならない。
- 薬局は、医療提供施設として位置づけられている。
- 薬局は、薬剤師でなければ開設することができない。
【 解答:4 】
- 店舗販売業では、薬剤師が従事していれば薬局医薬品を販売することができる。
- 店舗販売業者は、第2類医薬品又は第3類医薬品については、薬剤師又は登録販売者に販売又は授与させなければならない。
- 店舗販売業では、薬剤師が従事している店舗であっても調剤を行うことはできない。
【 解答:1 】
- 配置販売業者は、一般用医薬品のうち経年変化が起こりにくいこと等の基準に適合するものについては、医薬品を開封して分割販売することができる。
- 配置販売業者又はその配置員は、その住所地の都道府県知事が発行する身分証明書の交付を受け、かつ、これを携帯しなければ、医薬品の配置販売に従事してはならない。
- 配置販売業の許可は、一般用医薬品を配置により販売又は授与する業務について、配置しようとする区域をその区域に含む都道府県又は保健所を設置する市ごとに、その都道府県知事又は市長が与えることとされている。
- 店舗販売業者が一般用医薬品を配置により販売等をしようとする場合には、別途、配置販売業の許可を受ける必要がある。
- a,b
- a,c
- b,d
【 解答:3 】
【 解答:2 】
【 解答:1 】
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- 虚偽又は誇大な広告を禁止する規定は、広告を依頼した者だけに適用される。
- 一般用医薬品は、医療機関を受診するほどではない体調の不調や疾病の初期段階において使用されるものが多く、「がん」について自己治療が可能であるかの広告表現は認められない。
- 一般用医薬品の広告媒体として、テレビや新聞は規制の対象となるが、店舗に設置されているポスター、ステッカーなどは規制の対象にならない。
- 「天然成分を使用しているので副作用がない」といった事実に反する広告表現は、過度の消費や乱用を助長するおそれがあるだけでなく、虚偽又は誇大な広告にも該当する。
- a,b
- a,c
- b,d
【 解答:3 】
- 化粧品の成分本質(原材料)については、原則として医薬品の成分を配合してはならないこととされており、配合が認められる場合であっても、添加物として使用されるなど、薬理作用が期待できない量以下に制限されている。
- 化粧品を販売する際は、薬局の開設又は医薬品の販売業の許可を受けている場合を除き、化粧品の販売業の許可が必要である。
- 化粧品は、「人の身体を清潔にし、美化し、魅力を増し、容貌を変え、又は皮膚若しくは毛髪を健やかに保つ」の範囲内においてのみ効能効果を表示することが認められている。
【 解答:4 】
- 用量に関しては、医療用医薬品は、医師又は歯科医師が診察をして患者の状態に合わせて処方量を決めて交付するものであり、一般用医薬品は、あらかじめ定められた用量に基づき、適正使用することによって効果を期待するものである。
- 注射等の侵襲性の高い使用方法も、一般用医薬品の用法として用いられている。
- 一般用医薬品の効能効果の表現については、通常、診断疾患名ではなく、一般の生活者が判断できる症状で示されている。
- 人体に直接使用されない検査薬において、血液を検体とするものも、一般用医薬品として認められている。
【 解答:4 】
- 薬局開設者又は店舗販売業者は、一般用医薬品を陳列する場合には、第1類医薬品、第2類医薬品及び第3類医薬品を混在しないように陳列しなければならない。
- 配置販売業者は、家庭の配置箱が小さいことから、第1類医薬品、第2類医薬品及び第3類医薬品を混在させて配置してもよい。
- 第3類医薬品に分類されている医薬品は、第1類医薬品又は第2類医薬品に分類が変更されることはない。
【 解答:2 】
- 店舗販売業者が第3類医薬品を販売する時は、薬剤師又は登録販売者に、その適正な使用のために必要な情報を提供させなければならない。
- 店舗販売業者が第2類医薬品を販売する時は、薬剤師又は登録販売者に、対面により書面を用いて情報を提供させなければならない。
- 第2類医薬品を購入した者から、当該医薬品に係る相談があった場合は、薬剤師又は登録販売者がその適正な使用のために必要な情報を提供しなければならない。
- 第3類医薬品を購入した者から、当該医薬品に係る相談があった場合は、薬剤師又は登録販売者がその適正な使用のために必要な情報を提供することは望ましいものの、特に法律上の規定は設けられていない。
【 解答:1 】
- 製造業者の氏名又は名称及び住所b 重量、容量又は個数等の内容量
- 日本薬局方に収められていない医薬品にあっては、その有効成分の名称及びその分量
- 効能又は効果
【 解答:3 】
- 一部が変敗した物質から成っている医薬品
- 習慣性があるものとして、厚生労働大臣が指定する医薬品
- 病原微生物により汚染されている医薬品
- 毒性が強いものとして、厚生労働大臣が指定する医薬品
【 解答:4 】
【 解答:1 】
【 解答:2 】
- 都道府県知事は、薬事監視員に、不良医薬品の疑いのある物品を、試験のため必要な最少分量に限り、収去させることができる。
- 厚生労働大臣は、医薬品を業務上取り扱う者に対し、不正表示医薬品、不良医薬品、無承認無許可医薬品について廃棄を命じることはできない。
- 行政庁の監視指導に対して、薬局開設者や医薬品の販売業者が、虚偽の報告をした場合、50万円以下の罰金に処せられることがある。
- 行政庁の監視指導に対して、薬局開設者や医薬品の販売業者が、薬事監視員による立入検査や収去を拒んだり、妨げたり、忌避した場合、50万円以下の罰金に処せられることがある。
【 解答:3 】
- かぜは、単一の疾患ではなく、医学的にはかぜ症候群といい、主にウイルスが鼻や喉などに感染して起こる上気道の急性炎症の総称である。
- かぜ薬は、ウイルスの増殖を抑えたり、体内から取り除く効果を持っている。
- インフルエンザは、かぜと同様、ウイルスの呼吸器感染によるものであるが、感染力が強く、また、重症化しやすいため、かぜとは区別して扱われる。
【 解答:3 】
- ブロムヘキシン塩酸塩
- エチルシステイン塩酸塩
- メキタジン
- エテンザミド
- a,b
- a,c
- b,d
【 解答:1 】
- グリチルリチン酸を大量に摂取すると、偽アルドステロン症を生じるおそれがある。
- ジヒドロコデインリン酸塩は、依存性がない成分である。
- リゾチーム塩酸塩は、鶏卵アレルギーがある人に対しては、使用を避ける。
- くしゃみや鼻汁を抑えることを目的として、ブロメラインが配合される。
- a,b
- a,c
- b,d
【 解答:2 】
- サザピリンは、ピリン系の解熱鎮痛成分である。
- イブプロフェンは、消化管粘膜の防御機能を高めるため、消化管に広範に炎症を生じる疾患の既往歴がある人への使用に適している。
- アセトアミノフェンは、まれに重篤な副作用として肝機能障害を生じることがある。
【 解答:4 】
- アスピリン喘息は、アスピリン特有の副作用であり、他の解熱鎮痛成分で生じる可能性はない。
- アスピリンは、一般用医薬品では、小児に対してはいかなる場合も使用しないこととなっている。
- アスピリンは、医療用医薬品としては、血栓ができやすい人に対する血栓予防薬の成分としても用いられている。
- アスピリンは、他の解熱鎮痛成分に比べて胃腸障害が起こりにくいとされている。
【 解答:4 】
- 加味帰脾湯、抑肝散などの漢方処方製剤は、症状の原因となる体質の改善を主眼としているので、比較的長期間(1ヶ月位)服用されることが多い。
- ブロムワレリル尿素を含有する催眠鎮静薬とアルコールを摂取すると、その薬効が低下するおそれがあるため、服用する場合は飲酒を避ける必要がある。
- 睡眠障害が慢性的に続く場合は、鬱病等の精神神経疾患や、何らかの身体疾患に起因する不眠、又は、催眠鎮静薬の使いすぎによる不眠等の可能性も考えられるため、医療機関を受診させるなどの対応が必要である。
- ジフェンヒドラミン塩酸塩は、慢性的に不眠症状がある人への使用に適している。
【 解答:3 】
- 尿量の増加(利尿)作用
- 脳に軽い興奮状態を引き起こす作用
- 心筋を興奮させる作用
【 解答:4 】
- アリルイソプロピルアセチル尿素は、不安や緊張などの心理的な要因による乗り物酔いへの影響を和らげることを目的として配合される。
- ジフェニドール塩酸塩は、内耳にある前庭と脳を結ぶ神経(前庭神経)の調節作用のほか、内耳への血流を改善する作用を示す。
- メクリジン塩酸塩は、他の抗ヒスタミン成分と比べて作用が現れるのが速く持続時間が短い。
- スコポラミン臭化水素酸塩は、乗物酔い防止に古くから用いられている抗ヒスタミン成分である。
- a,b
- a,c
- b,d
【 解答:1 】
- 小児鎮静薬は、一般的に、生薬成分を中心に配合されているが、それは作用が穏やかで小さな子供に使用しても副作用がないためである。
- レイヨウカクは、緊張や興奮を鎮める作用等を期待して用いられる。
- 主な漢方処方製剤としては、桂枝加竜骨牡蛎湯、抑肝散、小建中湯があり、いずれも構成生薬としてカンゾウを含む。
- 小児鎮静薬は、夜泣き、ひきつけ、疳の虫などの症状を鎮めるほか、小児における虚弱体質、消化不良などの改善を目的とする医薬品である。
【 解答:4 】
- ハンゲは、中枢性の鎮咳作用を示す生薬成分である。
- コデインリン酸塩は、胃腸の運動を亢進させる作用を示すため、副作用として下痢が現れることがある。
- ジメモルファンリン酸塩は、延髄の咳嗽中枢に作用して咳を抑える成分である。
- デキストロメトルファン臭化水素酸塩は、麻薬性鎮咳成分とも呼ばれる。
- a,b
- a,c
- b,d
【 解答:2 】
- 交感神経系への刺激作用によって、心臓血管系や、肝臓でのエネルギー代謝にも影響が生じることが考えられる。
- 交感神経系を刺激して気管支を収縮させる作用を示す。
- 心臓病、高血圧、糖尿病の診断を受けた人が服用すると、症状を悪化させるおそれがある。
【 解答:2 】
- 含嗽薬は、用時水で希釈又は溶解して使用するものが多いが、調製した濃度が濃すぎても薄すぎても効果が十分得られない。
- 噴射式の液剤は、息を吸いながら噴射する。
- 含嗽薬の使用後すぐに食事を摂ると、殺菌消毒効果が薄れやすい。
【 解答:1 】
- ポビドンヨードが配合された含嗽薬では、その使用により銀を含有する歯科材料(義歯等)が変色することがある。
- 炎症を生じた粘膜組織の修復を促す作用を期待して、アズレンスルホン酸ナトリウム(水溶性アズレン)が配合されている場合がある。
- クロルヘキシジングルコン酸塩が配合された含嗽薬は、口腔内に傷やひどいただれのある人にも使用することができる。
【 解答:2 】
- a,b
- a,c
- b,d
【 解答:1 】
- 木クレオソート
- タンニン酸アルブミン
- 炭酸カルシウム
【 解答:2 】
- 一般用医薬品には、様々な胃腸の症状に幅広く対応できるよう、制酸、胃粘膜保護、健胃、消化、整腸、鎮痛鎮痙、消泡等、それぞれの作用を目的とする成分を組み合わせた製品もある。
- 健胃薬は、唾液や胃液の分泌を促して胃の働きを活発にすることを目的とする医薬品である。
- 健胃薬、消化薬、整腸薬には、医薬部外品として製造販売されている製品はない。
- 消化薬は、胃液の分泌亢進による胃酸過多や、それに伴う胸やけ、腹部の不快感、吐き気等の症状を緩和することを目的とする医薬品である。
- a,b
- a,c
- b,d
【 解答:1 】
- グリセリンが配合された浣腸薬は、肛門や直腸の粘膜から出血しているときに使用すると、グリセリンが傷口から血管内に入って、赤血球の破壊(溶血)を引き起こすおそれがある。
- 浣腸薬は、流産・早産を誘発するおそれはないため、妊婦又は妊娠していると思われる女性でも使用を避ける必要はない。
- グリセリンは、浸透圧の差によって腸管壁から水分を取り込んで直腸粘膜を刺激し、排便を促す効果を期待して用いられる。
- 浣腸薬は、直腸内に適用される医薬品であるため、経口薬とは異なり、繰り返し使用しても感受性の低下は生じない。
【 解答:3 】
- 複数の駆虫薬を併用すると駆虫効果が高まる。
- 腸管内に生息する虫体にのみ作用し、虫卵や腸管内以外に潜伏した幼虫(回虫の場合)には駆虫作用が及ばない。
- 空腹時に使用することとされているものが多い。
- 一般用医薬品の駆虫薬が対象とする寄生虫は、回虫、蟯虫及び条虫(いわゆるサナダ虫など)である。
【 解答:4 】
- イノシトールヘキサニコチネートは、代謝されるとビタミンEとなり、末梢の血液循環を改善する作用を示す。
- ルチンは、ビタミン様物質の一種で、高血圧等における毛細血管の補強、強化の効果を期待して用いられる。
- 生薬成分であるコウカには、末梢の血行を促して鬱血を除く作用があるとされる。
- ユビデカレノンは、肝臓や心臓などの臓器に多く存在し、心筋の酸素利用効率を高めて収縮力を高めることによって血液循環の改善効果を示すとされる。
【 解答:4 】
- ビタミンEは、コレステロールから過酸化脂質の生成を抑えるほか、末梢血管における血行を促進する作用がある。
- パンテチンは、低密度リポタンパク質(LDL)等の異化排泄を促進し、リポタンパクリパーゼ活性を高めて、高密度リポタンパク質(HDL)産生を高める作用があるとされる。
- 大豆油不鹸化物(ソイステロール)は、腸管におけるコレステロールの吸収を促す働きがあるとされる。
【 解答:2 】
- 鉄分の吸収は空腹時のほうが高いとされているが、消化器系への副作用を軽減するには、食後に服用することが望ましい。
- 鉄欠乏性貧血に対して不足している鉄分を補充し、造血機能の回復を図る医薬品である。
- 服用の前後にビタミンCを含む清涼飲料水を摂取すると、ビタミンCと鉄が反応して鉄の吸収が悪くなる。
【 解答:2 】
- 抗炎症成分には、クロタミトンがある。
- 局所麻酔成分には、リドカインがある。
- 殺菌消毒成分には、クロルヘキシジン塩酸塩がある。
【 解答:1 】
- トウキは、血行を改善し、血色不良や冷えの症状を緩和する作用を期待して配合されている。
- サンソウニンは、利尿作用を期待して配合されている。
- コウブシは、女性の滞っている月経を促す作用を期待して配合されている。
【 解答:1 】
- ジフェンヒドラミン塩酸塩を含む医薬品については、授乳中の女性は、使用を避けるか、使用する場合には授乳を避ける必要がある。
- グリチルリチン酸二カリウムは、抗ヒスタミン成分である。
- メキタジンは、まれに重篤な副作用としてショック(アナフィラキシー)、肝機能障害、血小板減少を生じることがある。
【 解答:2 】
【 解答:4 】
- 皮膚や粘膜の健康維持・回復に重要なビタミンを補給することを目的として、ビタミンB 、ビタミンCが配合されている場合がある。
- 抗ヒスタミン成分は、ヒスタミンの6
- プソイドエフェドリン塩酸塩は、中枢神経系に対する作用が強く、副作用として不眠や神経過敏が現れることがある。
【 解答:2 】
- ナファゾリン硝酸塩は、目の充血を除去することを目的として用いられる。
- スルファメトキサゾールは、細菌感染(ブドウ球菌や連鎖球菌)による結膜炎等の化膿性の症状の改善を目的として用いられる。
- イプシロン-アミノカプロン酸は、眼粘膜のタンパク質と結合して皮膜を形成し、外部の刺激から保護することを目的として用いられる。
【 解答:3 】
- 医師から処方された点眼薬を使用している場合には、一般用医薬品の点眼薬を使用する前に、治療を行っている医師又は処方薬の調剤を行った薬剤師に相談がなされるべきである。
- コンタクトレンズを装着したままでの点眼は、添付文書に使用可能と記載されていない限り行うべきでない。
- 点眼後は、数秒間、眼瞼(まぶた)を閉じて、目頭を軽く押さえると、薬液が鼻腔内へ流れ込み、効果的とされる。
【 解答:3 】
- ポビドンヨードは、徐々にヨウ素が遊離して殺菌作用を示すように工夫されたものである。
- マーキュロクロムは、皮膚浸透性が高く、通常の使用においても水銀中毒を生じることがある。
- オキシドールは、殺菌作用の持続性に乏しく、また組織への浸透性も低い。
- アクリノールは、真菌、結核菌、ウイルスに対して効果がある。
- a,b
- a,c
- b,d
【 解答:2 】
- バシトラシンは、代表的な抗菌成分の1つである。
- クロラムフェニコールは、代表的な抗真菌成分の1つである。
- サリチル酸は、角質層の水分保持量を高め、皮膚の乾燥を改善することを目的として、用いられる。
【 解答:2 】
- ウンデシレン酸は、患部を酸性にすることで、皮膚糸状菌の発育を抑える。
- アモロルフィン塩酸塩は、皮膚糸状菌の細胞膜を構成する成分の産生を妨げることにより、その増殖を抑える。
- ピロールニトリンは、菌の呼吸や代謝を妨げることにより、皮膚糸状菌の増殖を抑える。
【 解答:4 】
- チクセツニンジンは、頭皮における脂質代謝を高めて、余分な皮脂を取り除く作用を期待して用いられる。
- エストラジオール安息香酸エステルは、女性ホルモンによる脱毛抑制効果を期待して、配合されている場合がある。
- カシュウは、血行促進、抗炎症などの作用を期待して用いられる。
- カルプロニウム塩化物は、頭皮の血管を拡張、毛根への血行を促すことによる発毛効果を期待して用いられる。
- a,b
- a,c
- b,d
【 解答:3 】
- a,b
- a,c
- b,d
【 解答:2 】
- 口腔の粘膜上皮に水疱や潰瘍ができて痛み、ときに口臭を伴うことのある口内炎、舌炎の緩和を目的として口腔内局所に適用される。
- ステロイド性抗炎症成分が配合されている場合には、その含有量によらず長期連用を避ける必要がある。
- シコンは、ムラサキ科のムラサキの根を用いた生薬で、組織修復促進、抗菌などの作用を期待して用いられる。
【 解答:3 】
- 喫煙を完全に止めたうえで使用する必要がある。
- 1年以上継続して使用する必要がある。
- 妊婦又は妊娠していると思われる女性は、使用を避ける必要がある。
【 解答:2 】
- グルクロノラクトンは、肝臓の働きを助け、肝血流を促進する働きがある。
- コンドロイチン硫酸は、軟骨組織の主成分で、軟骨成分を形成及び修復する働きがある。
- ガンマ-オリザノールは、ビタミンCの吸収を助ける作用がある。
【 解答:3 】
- 柴胡桂枝湯は、まれに重篤な副作用として間質性肺炎、肝機能障害を生じることが知られている。
- 小青竜湯は、体力充実して、かぜのひきはじめで、寒気がして発熱、頭痛があり、咳が出て身体のふしぶしが痛く汗が出ていないものの感冒、鼻かぜ、気管支炎、鼻づまりに適すとされる。
- 葛根湯は、体力中等度以上のものの感冒の初期(汗をかいていないもの)、鼻かぜ、鼻炎、頭痛、肩こり、筋肉痛、手や肩の痛みに適すとされる。
【 解答:2 】
- 防已黄耆湯
- 黄連解毒湯
- 大柴胡湯
【 解答:2 】
- カーバメイト系殺虫成分
- ピレスロイド系殺虫成分
- 有機塩素系殺虫成分
【 解答:4 】
- 尿中のヒト絨毛性性腺刺激ホルモンの検出反応は、ヒト絨毛性性腺刺激ホルモンと特異的に反応する抗体や酵素を用いた反応であり、温度に影響を受けることはない。
- 妊娠検査薬は、妊娠の早期判定の補助として尿中のヒト絨毛性性腺刺激ホルモンの有無を調べるものであり、その結果をもって直ちに妊娠しているか否かを断定することはできない。
- 一般的な妊娠検査薬は、月経予定日が過ぎて概ね1週目以降の検査が推奨されている。
【 解答:1 】
- 使用上の注意は、「してはいけないこと」、「相談すること」及び「その他の注意」から構成され、適正使用のために重要と考えられる項目が前段に記載されている。
- 添付文書には、その医薬品の薬理作用等から予想される身体への影響であっても、容認される軽微なものについては、特に記載されていない。
- 「してはいけないこと」には、守らないと症状が悪化する事項、副作用又は事故等が起こりやすくなる事項について記載されている。
- 「相談すること」には、その医薬品を使用する前に、その使用の適否について専門家に相談した上で適切な判断がなされることが望ましい内容が記載されているが、使用後の副作用等に関する専門家への相談については記載されていない。
【 解答:2 】
- 一般用の妊娠検査薬では、使用者が一般の生活者であるので検出感度は記載されていない。
- 一般用検査薬では、検査結果が陰性であっても何らかの症状がある場合は、再検査するか又は医師に相談する旨等が記載されている。
- 一般用検査薬では、一般の生活者が自ら判断できる症状、用途等が示されている。
【 解答:3 】
【 解答:3 】
- a,b
- a,c
- b,d
【 解答:4 】
- ブテナフィン塩酸塩が配合されたみずむし・たむし用薬
- バシトラシンが配合された化膿性疾患用薬
- アクリノールが配合された殺菌消毒薬
- ケトプロフェンが配合された外用鎮痛消炎薬
【 解答:4 】
- ヒマシ油
- アルジオキサ
- スコポラミン臭化水素酸塩水和物
- スクラルファート
【 解答:3 】
- マオウ
- アスピリン
- エテンザミド
【 解答:1 】
- パパベリン塩酸塩
- サントニン
- スクラルファート
【 解答:3 】
【 解答:2 】
- 一般用医薬品は、そのリスク区分を示す識別表示等の法定表示事項のほかにも、購入者等が適切に医薬品を選択したり適正に使用できるよう、様々な情報が記載されている。
- 1回服用量中1mLを超えるアルコールを含有する内服液剤(滋養強壮を目的とするもの)については、例えば「アルコール含有○○mL以下」のように、アルコールを含有する旨及びその分量が記載されている。
- エアゾール製品は、薬事法の規定による法定表示事項のほか、高圧ガス保安法に基づく注意事項として、「高温に注意」、使用ガスの名称等を記載しなければならない。
【 解答:1 】
表示された「使用期限」は、( b )状態で保管された場合に品質が保持される期限である。
【 解答:2 】
- 既存の医薬品と明らかに異なる有効成分が配合されたもの(いわゆるダイレクトOTC)については、承認後の使用成績等を製造販売業者等が集積し、厚生労働省へ提出する制度(再審査制度)が適用される。
- 医療用医薬品において使用されていた有効成分を一般用医薬品において初めて配合したもの(いわゆるスイッチOTC)については、承認条件として承認後の一定期間、安全性に関する調査及び調査結果の報告が求められている。
- 製造販売業者等は、その製造販売をした医薬品について、その副作用等によるものと疑われる健康被害の発生を知ったときは、厚生労働大臣に報告するよう努めなければならない。
【 解答:3 】
【 解答:2 】
- 報告様式は独立行政法人医薬品医療機器総合機構の「医薬品医療機器情報提供ホームページ」より入手できるほか、医学・薬学関係の専門誌にも掲載されている。
- 複数の登録販売者が医薬品の販売に携わっていた場合であっても、健康被害の情報に直接接した登録販売者1名から報告されればよい。
- 医薬品との因果関係が必ずしも明確でない場合であっても、報告の対象となり得る。
【 解答:4 】
- 製造販売業者
- 厚生労働大臣
- 独立行政法人医薬品医療機器総合機構理事長
- 都道府県知事
【 解答:2 】
- 障害児養育年金
- 障害年金
- 医療手当
- 医療費
- a,b
- a,c
- b,d
【 解答:4 】
- 日本薬局方精製水
- 一般用検査薬
- ビタミン主薬製剤
- 点鼻薬
- a,b
- a,c
- b,d
【 解答:4 】
- 麻黄湯
- 葛根湯
- 当帰芍薬散
- 小青竜湯
【 解答:5 】
- 当該医薬品の副作用によるものと疑われる死亡の発生を知ったとき。
- 当該医薬品と成分が同一性を有すると認められる外国で使用されている医薬品に係る製造、輸入又は販売の中止、回収、廃棄その他保健衛生上の危害の発生を知ったとき。
- 当該医薬品の副作用により、がんその他の重大な疾病、障害若しくは死亡が発生するおそれがあることを示す研究報告を知ったとき。
- 当該医薬品が承認を受けた効能若しくは効果を有しないことを示す研究報告を知ったとき。
- a,b
- a,c
- b,d
【 解答:1 】
- 「6・26国際麻薬乱用撲滅デー」を広く普及し、薬物乱用防止を一層推進するため、全国的に6月20日から7月19日までの1ヶ月間、「ダメ。ゼッタイ。」普及運動が実施されている。
- 青少年は、薬物を興味本位で乱用することがあり、乱用した場合、自身の健康を害するだけでなく、社会的な弊害を生じるおそれが大きいことから、医薬品の適正使用の重要性等に関して小中学生のうちから啓発が重要である。
- 薬物乱用や薬物依存は、違法薬物(麻薬、覚せい剤、大麻等)によって生じるものであり、一般用医薬品によって生じるものではない。
- 適切なセルフメディケーションの普及定着や医薬品の適正使用の推進のため、「薬と健康の週間」などの啓発活動に参加、協力することが登録販売者にも期待されている。
【 解答:5 】