登録販売者 過去問 解答 平成27年 大阪
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- 医薬品は、効能効果、用法用量、副作用等の必要な情報が適切に伝達され、適切に使用されることにより、その役割を発揮することができる。
- 医薬品は、市販後にも、医学・薬学等の新たな知見、使用成績等に基づき、その有効性、安全性等の確認が行われる仕組みになっている。
- 医薬品は、人の生命や健康に密接に関連するものであるため、高い水準で均一な品質が保証されていなければならない。
- 医薬品は、本来、人体にとって異物(外来物)である。
【 解答:4 】
- 医薬品の効果とリスクは、薬物暴露時間と暴露量との和で表現される用量-反応関係に基づいて評価される。
- 治療量を超えた量を単回投与した後に毒性が発現するおそれが高いことは当然であるが、少量の投与でも長期投与されれば慢性的な毒性が発現する場合もある。
- 医薬品の投与量と効果の関係は、薬物用量を増加させるに伴い、効果の発現が検出されない「無作用量」から、最小有効量を経て「治療量」に至る。
【 解答:4 】
- 医薬品については、食品と同等の安全性基準が要求されている。
- 医薬品の安全性に関する非臨床試験では、Good Laboratory Practice(GLP)に準拠して薬効-薬理試験や一般薬理作用試験、毒性試験が厳格に実施されている。
- 医薬品に対しては、製造販売後の調査及び試験の実施基準として Good VigilancePractice(GVP)と製造販売後安全管理基準として Good Post-marketing Study Practice(GPSP) が制定されている。
- ヒトを対象とした臨床試験における効果と安全性の評価基準には、国際的にGood Clinical Practice(GCP)が制定されており、これに準拠した手順で安全な治療量を設定することが、新規医薬品の開発に関連する臨床試験(治験)の目標の一つである。
- a,b
- a,c
- b,d
【 解答:3 】
- アレルギーには、体質的な要素はあるが、遺伝的な要素はない。
- 医薬品には、牛乳を原材料として作られているものはないため、牛乳に対するアレルギーがある人は注意する必要はない。
- アレルギーは、一般的にあらゆる物質によって起こり得るものであるため、医薬品の薬理作用等とは関係なく起こり得る。
- 医薬品によるアレルギーは、内服薬だけに限られ、外用薬で引き起こされることはない。
【 解答:3 】
- 一般用医薬品は、通常、その使用を中断することによる不利益よりも、重大な副作用を回避することが優先される。
- 副作用の重篤化を回避するためには、医薬品を使用する人が副作用をその初期段階で認識することが重要となる。
- 一般用医薬品の販売等に従事する専門家は、購入者等に対して、一般用医薬品の情報提供を適切に行っていれば、副作用の状況に関わらず、医療機関を受診するように勧奨する必要はない。
- 副作用は容易に異変を自覚できるものばかりでなく、直ちに明確な自覚症状として現れないこともある。
【 解答:1 】
- 医薬品の乱用の繰り返しによって、慢性的な臓器障害等を生じるおそれがある。
- 薬物依存が形成されても、一定期間、薬物の使用を中止することで容易に依存は消失する。
- 適正な使用がなされる限りは安全かつ有効な医薬品であっても、乱用された場合には薬物依存を生じることがある。
- 医薬品の販売等に従事する専門家においては、必要以上の大量購入や頻回購入を試みる不審な購入者には慎重に対処する必要があり、積極的に事情を尋ねたり、状況によっては販売を差し控えるなどの対応が図られることが望ましい。
【 解答:2 】
- 相互作用の結果、医薬品の作用が増強することはあるが、作用が減弱することはない。
- 相互作用を回避するには、ある医薬品を使用している期間やその前後を通じて、その医薬品との相互作用を生じるおそれのある医薬品や食品の摂取を控えなければならない。
- 相互作用は、医薬品が薬理作用をもたらす部位において起こることがある。
【 解答:4 】
- 外用薬や注射薬であっても、食品によって医薬品の作用や代謝に影響を受ける可能性がある。
- 生薬成分が配合された医薬品の効き目や副作用を増強させる食品はない。
- アルコールをよく摂取する者は、通常よりもアセトアミノフェンが代謝されにくい。
- カフェインを含む医薬品とコーヒーを一緒に服用すると、カフェインの過剰摂取となることがある。
【 解答:4 】
【 解答:3 】
また、吸収されて循環血液中に移行した医薬品の成分が脳に達し( c )、中枢神経系に影響を与える医薬品で副作用を起こしやすい。
【 解答:5 】
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- 80歳
- 75歳
- 70歳
- 65歳
【 解答:4 】
- 一般用医薬品の販売等に際しては、実際にその医薬品を使用する高齢者の個々の状況に即して、適切に情報提供や相談対応することが重要である。
- 高齢者は、持病(基礎疾患)を抱えていることが多いが、一般用医薬品は効果が穏やかであるため、その使用により基礎疾患の症状が悪化したり、治療の妨げとなることはない。
- 高齢者は、一般用医薬品を、既定用量の下限で使用していれば、作用が強すぎる等の問題を生じることはない。
【 解答:5 】
- 医薬品の販売等に従事する専門家は、購入者等から相談があったときは、乳汁に移行する成分やその作用等について、適切な説明をする必要がある。
- 母乳を介して乳児が医薬品の成分を摂取することになる場合がある。
- 授乳期間中は、医薬品の使用を必ず避けなければならない。
- 吸収された医薬品の一部が乳汁中に移行することが知られていても、通常の使用の範囲では具体的な悪影響が判明していないものもある。
【 解答:4 】
- 医薬品を使用したとき、結果的又は偶発的に薬理作用によらない作用を生じることをプラセボ効果という。
- プラセボ効果は、医薬品を使用したこと自体による楽観的な結果への期待(暗示効果)は全く関与していない。
- プラセボ効果によってもたらされる反応や変化は、望ましいもの(効果)のみであり、不都合なもの(副作用)はない。
【 解答:1 】
- 医薬品に配合されている成分(有効成分及び添加物成分)には、高温や多湿、光(紫外線)等によって品質の劣化(変質・変敗)を起こしやすいものが多い。
- 医薬品に表示されている「使用期限」は、開封状態で保管された場合に品質が保持される期限である。
- 医薬品は、適切な保管・陳列がなされたとしても、経時変化による品質の劣化は避けられない。
【 解答:3 】
- 健康の維持・増進
- 生活の質(QOL)の改善・向上
- 健康状態の自己検査
- 軽度な疾病に伴う症状の改善
【 解答:4 】
- サリドマイド製剤は、1957年に西ドイツ(当時)で販売が開始され、その後1961年11月、西ドイツのレンツ博士がサリドマイド製剤の催奇形性について警告を発し、西ドイツでは製品が回収されるに至った。
- サリドマイドは、妊娠している女性が摂取した場合、血液-胎盤関門を通過して胎児に移行する。
- 日本では、サリドマイド製剤の催奇形性に関して1961年12月に西ドイツ企業からの勧告が届くと同時に、サリドマイド製剤の販売停止及び回収措置がとられた。
- サリドマイドは、鎮咳去痰成分として承認された。
- a,b
- a,c
- b,d
【 解答:1 】
【 解答:2 】
- HIV訴訟を契機として、医薬品の副作用による健康被害の迅速な救済を図るため、医薬品副作用被害救済制度が創設された。
- HIV訴訟は、国及び製薬企業を被告として提訴され、その後、和解が成立した。
- HIV訴訟は、血友病患者が、ヒト免疫不全ウイルス(HIV)が混入した原料血漿から製造された免疫グロブリン製剤の投与を受けたことにより、HIVに感染したことに対する損害賠償訴訟である。
- HIV訴訟を契機に、血液製剤の安全確保対策として、検査や献血時の問診の充実が図られた。
【 解答:4 】
- 医薬品を迅速に供給するための「緊急輸入」制度の創設
- ヒト乾燥硬膜の移植の有無を確認するための患者診療録の長期保存
- 生物由来製品による感染等被害救済制度の創設
【 解答:2 】
- 唾液は、殺菌・抗菌物質を含んでおり、口腔粘膜の保護・洗浄、殺菌等の作用がある。
- 口腔内のpHは、唾液によって酸性に保たれている。
- 歯は、歯周組織によって上下の顎の骨に固定されている。
- 歯冠の表面は、セメント質で覆われ、体で最も硬い部分となっている。
- a,b
- a,c
- b,d
【 解答:2 】
- 膵液アミラーゼは、脂質を分解する。
- プチアリンは、デンプンをデキストリンや麦芽糖に分解する。
- ペプシノーゲンは、胃酸によって、脂質を消化する酵素であるペプシンとなる。
- エレプシンは、半消化されたタンパク質をアミノ酸に分解する。
- a,b
- a,c
- b,d
【 解答:3 】
- 肝臓に蓄えられたグリコーゲンは、血糖値が下がったときなど、必要に応じてブドウ糖に分解されて血液中に放出される。
- 肝臓は、必須アミノ酸を生合成することができる。
- 皮下組織等に蓄えられた脂質は、一度肝臓に運ばれてからエネルギー源として利用可能な形に代謝される。
- 肝臓は、体内で最も大きい臓器であり、横隔膜の直下に位置する。
【 解答:1 】
- 大腸では、消化はほとんど行われない。
- 大腸の粘膜から分泌される粘液は、便塊を粘膜上皮と分離しやすく滑らかにする。
- 便意は、盲腸に溜まった糞便が上行結腸へ送られてくると、その刺激で起こる。
- 大腸が正常に働くには、腸内細菌の存在が重要である。
【 解答:2 】
- 呼吸器系は、呼吸を行うための器官系で、鼻腔、咽頭、喉頭、気管、気管支、肺からなる。
- 鼻汁にはリゾチームが含まれ、かぜのときなどには、防御反応として大量に鼻汁が分泌されるようになる。
- 肺は、肺自体の筋組織によって膨らんだり、縮んだりする。
- 喉頭は、リンパ組織が集まってできていて、気道に侵入してくる細菌やウイルス等に対する免疫反応が行われる。
- a,b
- a,c
- b,d
【 解答:1 】
- 血液は、血漿と血球からなり、酸素や栄養分を全身の組織に供給し、二酸化炭素や老廃物を排泄器官へ運ぶ。
- アルブミンは、血液の浸透圧を保持する働きがある。
- ヘモグロビンは、体内に侵入した細菌やウイルス等の異物に対する防御を受け持つ。
- 中性脂肪やコレステロール等の脂質は、血漿中のタンパク質と結合してリポタンパク質を形成し、血漿中に分散している。
【 解答:2 】
- 腎臓には、心臓から拍出される血液の約90%が流れている。
- 腎臓は、内分泌腺としての機能があり、骨髄における白血球の産生を促進するホルモンを分泌する。
- ビタミンDは、腎臓で活性型ビタミンDに転換される。
- 糸球体の外側を袋状のボウマン嚢が包み込んでおり、これを腎小体という。
- a,b
- a,c
- b,d
【 解答:4 】
- 膀胱は、下腹部の中央に位置し、尿を一時的に溜めるスポンジ状の器官である。
- 尿が膀胱に溜まってくると、刺激が脳に伝わって尿意が生じる。
- 膀胱の出口にある膀胱括約筋が緩むと、同時に膀胱壁の排尿筋が収縮し、尿が尿道へと押し出される。
【 解答:3 】
- 内耳は、聴覚器官である蝸牛と、平衡器官である前庭の2つの部分からなる。
- 蝸牛は、渦巻き形をした器官で、内部は血液で満たされている。
- 乗り物酔いは、平衡感覚が混乱して生じる身体の変調である。
- 前庭の内部は、蝸牛の内部と異なり、空洞である。
- a,b
- a,c
- b,d
【 解答:2 】
- 脳の血管は、末梢に比べて物質の透過に関する選択性は低いことから、タンパク質等の物質は、血液中から脳の組織へ移行しやすい。
- 中枢神経系は、脳と脊髄から構成される。
- 脳の下部には、自律神経系、ホルモン分泌等の様々な調節機能を担っている部位がある。
【 解答:4 】
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- a,b
- a,c
- b,d
【 解答:2 】
- 顆粒剤は、粒の表面がコーティングされているものもあるので、噛み砕かずに水などで食道に流し込む。
- クリーム剤は、一般的には、適用部位を水から遮断したい場合に用いる。
- チュアブル錠は、口の中で舐めたり噛み砕いたりして服用する剤型であり、水なしでも服用できる。
【 解答:2 】
【 解答:1 】
- 体が小柄な人や高齢者において生じやすいとされる。
- 複数の医薬品や、医薬品と食品との間の相互作用によって、起きることがある。
- 病態が進行すると、筋力低下、起立不能、歩行困難、痙攣等を生じる。
- 体内にカリウムと水が貯留し、体から塩分(ナトリウム)が失われることによって生じる病態である。
【 解答:5 】
- 症例の多くは、皮膚粘膜眼症候群の進展型とみられる。
- ライエル症候群とも呼ばれる。
- 一旦発症すると、多臓器障害の合併症等により致命的な転帰をたどることがある。
- 皮膚症状が軽快した後も眼や呼吸器などに障害が残ったりする重篤な疾患である。
【 解答:5 】
- 赤い大小の斑点(紅斑)、小さく盛り上がった湿疹(丘疹)のほか、水疱を生じることもある。
- 医薬品によって引き起こされるアレルギー反応の一種である。
- 一度軽度の薬疹ですんだ人は、再度同種の医薬品を使用しても、副作用を生じることはない。
- 痒みの症状に対しては、重篤な症状への移行を防止するため、一般の生活者が自己判断で別の医薬品を用いて対症療法を行う必要がある。
- a,b
- a,c
- b,d
【 解答:1 】
- 内服薬のほか、坐薬や外用薬でも誘発されることがある。
- 合併症を起こさない限り、原因となった医薬品の有効成分が体内から消失すれば、症状は寛解する。
- 症状は半日程度で回復し、重症化したり、死に至る危険性はない。
【 解答:1 】
- 鬱血性心不全とは、心筋の自動性や興奮伝達の異常が原因で心臓の拍動リズムが乱れる病態である。
- 不整脈とは、全身が必要とする量の血液を心臓から送り出すことができなくなり、肺に血液が貯留して、種々の症状を示す疾患である。
- 不整脈の症状が現れたときには、直ちに原因と考えられる医薬品の使用を中止し、速やかに医師の診療を受ける必要がある。
【 解答:2 】
- 発症すると、肺胞と毛細血管の間のガス交換効率が亢進する。
- 症状は、息切れ・息苦しさ等の呼吸困難、空咳(痰の出ない咳)、発熱等を呈する。
- 必ずしも発熱は伴わない。
【 解答:3 】
- イレウス様症状は、小児や高齢者のほか、普段から便秘傾向のある人は、発症のリスクが高い。
- 消化性潰瘍では、胃のもたれ、食欲低下、胸やけ、吐きけ、胃痛、空腹時にみぞおちが痛くなる、消化管出血に伴って糞便が黒くなるなどの症状が現れる。
- 消化性潰瘍は、自覚症状が乏しい場合もあり、貧血症状(動悸や息切れ等)の検査時や突然の吐血・下血によって発見されることもある。
【 解答:1 】
【 解答:1 】
- 医薬品医療機器等法第14条、同法第19条の2、同法第23条の2の5又は同法第23条の2の17の承認を受けた医薬品であって、その成分若しくは分量又は性状、品質若しくは性能がその承認の内容と異なるもの
- その全部又は一部が不潔な物質又は変質若しくは変敗した物質から成っている医薬品
- 病原微生物その他疾病の原因となるものにより汚染され、又は汚染されているおそれがある医薬品
- 着色のみを目的として、厚生労働省令で定めるタール色素が使用されている医薬品
【 解答:5 】
【 解答:3 】
- 厚生労働大臣が薬事・食品衛生審議会の意見を聴いて指定するものである。
- 適正な使用のために薬剤師の対面による情報の提供及び薬学的知見に基づく指導が行われることが必要なものである。
- 毒薬は該当するが劇薬は該当しない。
【 解答:5 】
- 店舗管理者が薬剤師である店舗販売業者は、劇薬を開封して販売することができる。
- 劇薬は、容器等に白地に赤枠、赤字をもって、当該医薬品の品名及び「劇」の文字が記載されていなければならない。
- 一般用医薬品で劇薬に該当するものはあるが毒薬に該当するものはない。
- 毒薬及び劇薬を貯蔵、陳列する場所については、かぎを施さなければならない。
- a,b
- a,c
- b,d
【 解答:1 】
- 店舗販売業者は、一般用医薬品及び要指導医薬品以外の医薬品の販売は認められていない。
- 配置販売業者は、一般用医薬品(経年変化が起こりにくいことその他の厚生労働大臣の定める基準に適合するものに限る。)以外の医薬品の販売は認められていない。
- 薬局及び卸売販売業者は、医療用医薬品の販売が認められている。
【 解答:1 】
- 製造販売業者の氏名又は名称及び住所
- 効能又は効果
- 重量、容量又は個数等の内容量
- 製造番号又は製造記号
【 解答:4 】
- 直接の容器等に一般用医薬品のリスク区分を示す識別表示がなされていない医薬品を販売した。(法第55条第1項違反)
- 必要な承認を受けずに医薬品を製造販売した。(法第14条第1項違反)
- 毒薬をかぎを施さずに保管した。(法第48条第2項違反)
【 解答:2 】
- 薬用化粧品類、薬用石けん、薬用歯みがき類等は、医薬部外品として承認されている。
- 医薬部外品を製造販売する場合には、製造販売業の許可が必要であるが、販売については販売業の許可は必要ない。
- 化粧品の直接の容器又は直接の被包には、「化粧品」の文字の表示が義務付けられている。
- 化粧品は成分本質(原材料)については、原則として医薬品成分を配合してはならないとされている。
【 解答:5 】
- 医療機関が推薦している旨の広告は、事実であればどのような場合でも使用してよい。
- 医薬品の効能効果又は安全性について、最大級の表現を行うことは不適当である。
- 一般用医薬品を景品として授与することは、サンプル品を提供するような場合を除き、原則認められない。
【 解答:3 】
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- 医薬品の販売業の許可は、店舗販売業の許可、配置販売業の許可、特定販売業の許可又は卸売販売業の許可の4種類に分類される。
- 医薬品の販売業のうち、一般の生活者に対して医薬品を販売することができるのは、店舗販売業及び配置販売業の許可を受けた者だけである。
- 店舗販売業では、医薬品の包装をあらかじめ開封して分割しておいたものを販売することができる。
- 店舗販売業の店舗は、おおむね13.2平方メートル以上の面積を有する必要がある。
- a,b
- a,c
- b,d
【 解答:3 】
- 薬局では、医薬品の調剤と併せて、店舗により医薬品の販売を行うことが認められている。
- 調剤を実施する薬局は、医薬品医療機器等法により医療提供施設としても位置づけられている。
- 薬局は、おおむね19.8平方メートル以上の面積を有する必要がある。
【 解答:1 】
- 第一類医薬品は、薬剤師が販売又は授与しなければならない。
- 要指導医薬品は、その店舗において薬剤師がいない場合には、販売又は授与を行うことができない。
- 指定第二類医薬品を販売、若しくは授与する店舗の店舗管理者に登録販売者はなることができない。
【 解答:3 】
- 配置販売業の許可は、一般用医薬品を配置により販売又は授与する業務について、配置しようとする区域をその区域に含む都道府県ごとに、その都道府県知事が与える。
- 配置販売業者又はその配置員は、その住所地の都道府県知事が発行する身分証明書の交付を受け、かつ、これを携帯しなければ、医薬品の配置販売に従事してはならない。
- 配置販売業者が、店舗による販売又は授与の方法で医薬品を販売等しようとする場合には、別途、薬局の開設又は店舗販売業の許可を受ける必要がある。
- 配置販売業では、医薬品を開封して分割販売することができる。
【 解答:5 】
- 要指導医薬品を購入しようとする者が、その要指導医薬品を使用しようとする者であることを確認させる必要がある。
- 当該要指導医薬品に関する情報の提供及び指導を適切に行えば、購入者がその内容を理解できたかどうかを、確認させる必要はない。
- 要指導医薬品を販売したときに購入者に伝える連絡先として、販売した薬剤師の氏名と薬局の名称と薬局の電話番号その他連絡先を伝えさせる必要がある。
- 購入者から必要と求められた数量については、特に販売する数量を薬剤師側が制限する必要はない。
- a,b
- a,c
- b,d
【 解答:2 】
- 販売した品名と数量を記載しなければならない。
- 販売した日時を記載しなければならない。
- 販売した薬剤師の氏名と情報提供を行った薬剤師の氏名を記載しなければならない。
- 必要事項を記載した書面を3年間保存しなければならない。
【 解答:5 】
- ( a )
- 他の薬剤又は医薬品の使用の状況
- ( b )
- ( c )
- <以下略>
【 解答:3 】
- 当該第一類医薬品の製造販売業者名
- 当該第一類医薬品の製造番号又は製造記号
- 当該第一類医薬品の有効成分の名称及びその分量
- 当該第一類医薬品の用法及び用量
【 解答:1 】
- 厚生労働大臣、都道府県知事、保健所を設置する市の市長及び特別区の区長は、その職員のうちから薬事監視員を命じ、監視指導を行っている。
- 都道府県知事は、薬局開設者に対して、その構造設備が基準に適合しない場合には、その構造設備の改善を命じることができる。
- 都道府県知事は、必要があると認めるときは薬局開設者又は医薬品の販売業者に対して必要な報告をさせることができる。
- 都道府県知事は、薬事監視員に、無承認無許可医薬品、不良医薬品又は不正表示医薬品等の疑いのある物品を、試験のため必要な最少分量に限り、収去させることができる。
【 解答:1 】
- 当該薬局に貯蔵し、又は陳列している一般用医薬品又は薬局製造販売医薬品を販売し、又は授与しなければならない。
- 特定販売の広告を行うときは、当該広告に薬局の主要な外観の写真を掲載しなければならない。
- 特定販売の広告を行うときは、当該広告に現在勤務している薬剤師又は登録販売者の別及びその氏名と顔写真を掲載しなければならない。
【 解答:5 】
- かぜ薬に配合されるブロメラインは、タンパク質分解酵素で、体内で産生される炎症物質(起炎性ポリペプチド)を分解する作用がある。
- かぜ薬に配合される鎮咳成分であるコデインリン酸塩には、依存性がある。
- かぜ薬は、ウイルスの増殖を抑えたり、体内から除去することで、かぜの諸症状の緩和を図るものである。
- かぜの時に消耗しやすいビタミンCの補給を目的として、リボフラビンが配合されている場合がある。
【 解答:2 】
- a,b
- a,c
- b,d
【 解答:3 】
まれに重篤な副作用として、肝機能障害、間質性肺炎、偽アルドステロン症を生じることが知られている。
- 麻黄湯
- 葛根湯
- 小柴胡湯
- 小青竜湯
【 解答:4 】
- エテンザミドは、痛みの発生を抑える働きが作用の中心となっている他の解熱鎮痛成分に比べ、痛みが神経を伝わっていくのを抑える働きが強い。
- アセトアミノフェンは、主として中枢性の作用によって解熱・鎮痛をもたらし、さらに末梢における抗炎症作用も期待できる。
- 解熱鎮痛薬は、発熱や痛みの原因となっている病気や外傷を根本的に治すものではなく、発熱や痛みを緩和するために使用される医薬品(内服薬)の総称である。
【 解答:1 】
- エテンザミドは、他の解熱鎮痛成分と組み合わせて配合されることが多く、アセトアミノフェン、カフェイン、エテンザミドの組み合わせは、それぞれの頭文字から「ACE処方」と呼ばれる。
- エテンザミド、アセトアミノフェン、イブプロフェンは、サリチル酸系解熱鎮痛成分である。
- アスピリン(アスピリンアルミニウムを含む。)は、ライ症候群の発生との関連性が示唆されていることから、一般用医薬品では、15歳未満の小児に対しては、いかなる場合も使用してはいけない。
- アスピリンは、他の解熱鎮痛成分に比べて、胃腸障害が起こりにくい。
【 解答:3 】
- 生薬成分のみからなる鎮静薬であっても、複数の鎮静薬の併用や、長期連用は避ける必要がある。
- 抗ヒスタミン成分を主薬とする催眠鎮静薬は、慢性的な不眠症状の緩和に用いられるものであり、一時的な睡眠障害(寝つきが悪い、眠りが浅い)に用いられるものではない。
- アリルイソプロピルアセチル尿素が配合された医薬品を使用した後は、眠気を催しやすいため、乗物又は危険を伴う機械類の運転操作を避ける必要がある。
【 解答:1 】
- 眠気防止薬におけるカフェインの1回摂取量は、カフェインとして200mg、1日摂取量は500mgが上限とされている。
- カフェインは、反復摂取により、依存を形成するという性質がある。
- カフェインは、腎臓におけるナトリウムイオン(同時に水分)の再吸収を促進する。
- カフェインは、胃液分泌抑制作用があり、その結果、副作用として胃腸障害(食欲不振、悪心・嘔吐)が現れることがある。
- a,b
- a,c
- b,d
【 解答:1 】
- 乗物酔い防止薬には、3歳未満の乳幼児向けの製品はない。
- ジフェニドール塩酸塩は、内耳にある前庭と脳を結ぶ神経(前庭神経)の調節作用のほか、内耳への血流を改善する作用を示す。
- メクリジン塩酸塩は、他の抗ヒスタミン成分と比べて作用が現れるのが速く持続時間が長い。
- カフェインは、脳に軽い興奮を起こさせて平衡感覚の混乱によるめまいを軽減させることを目的として配合され、また、乗物酔いに伴う頭痛を和らげる作用も期待される。
【 解答:3 】
- 古くから伝統的に用いられており、作用が穏やかで小さな子供に使っても副作用がない。
- 鎮静作用のほか、血液の循環を促す作用があるとされる生薬成分を中心に配合されている。
- 夜泣き、ひきつけ、疳の虫等の症状を鎮めるほか、小児における虚弱体質、消化不良などの改善を目的とする医薬品である。
- 症状の原因となる体質の改善を主眼としているものが多く、比較的長期間(1ヶ月位)継続して服用されることがある。
【 解答:4 】
- コデインリン酸塩は、母乳へは移行しないため、授乳中の人はその摂取に注意する必要はない。
- 高齢者では、心臓病や高血圧、糖尿病の基礎疾患がある場合が多いため、アドレナリン作動成分やマオウを含む製剤を使用する前にその適否を十分考慮する必要がある。
- 口腔咽喉薬の効果を兼ねたトローチ剤やドロップ剤に配合される殺菌消毒成分は、口腔内及び咽頭部において局所的に作用する。
【 解答:4 】
- 口内炎などにより口腔内にひどいただれがある人では、刺激感等が現れやすいほか、循環血流中への移行による全身的な影響も生じやすくなる。
- 噴射式の液剤では、息を吸いながら噴射すると気管支や肺に入ってしまうおそれがあるため、軽く息を吐いたり、声を出しながら噴射することが望ましい。
- トローチ剤やドロップ剤は、噛み砕いて飲み込むことにより、殺菌消毒作用の効果が増す。
【 解答:2 】
- ポビドンヨードは、炎症を和らげる目的で配合されている。
- 銀を含有する歯科材料(義歯等)が変色することがある。
- まれにショック(アナフィラキシー)、アナフィラキシー様症状のような全身性の重篤な副作用を生じることがある。
- 甲状腺における、ホルモン産生に影響を及ぼす可能性がある。
【 解答:4 】
- 胃の不調を改善する目的で用いられる漢方処方製剤としては、安中散、人参湯(理中丸)、平胃散、六君子湯があるが、これらはいずれも構成生薬としてカンゾウを含む。
- ソファルコン、テプレノンは、胆汁の分泌を促す作用(利胆作用)があるとされ、消化を助ける効果を期待して用いられる。
- 健胃薬に配合される生薬成分は独特の味や香りを有し、唾液や胃液の分泌を促して胃の働きを活発にする作用があるとされる。
- 制酸薬は、胃液の分泌亢進による胃酸過多や、それに伴う胸やけ、腹部の不快感、吐きけ等の症状を緩和する。
【 解答:1 】
- a,b
- a,c
- b,d
【 解答:4 】
- センナは、吸収された成分の一部が乳汁中に移行して、乳児に下痢を生じるおそれがあり、母乳を与える女性では使用を避けるか、又は使用期間中の授乳を避ける必要がある。
- 酸化マグネシウムは、腸内容物の浸透圧を高めることで糞便中の水分量を増し、また、大腸を刺激して排便を促す。
- ロペラミド塩酸塩は、中枢神経系を抑制する作用もあり、副作用としてめまいや眠気が現れることがあるため、乗物又は機械類の運転操作を避ける必要がある。
【 解答:1 】
- 抗コリン成分には、ブチルスコポラミン臭化物、ジサイクロミン塩酸塩、パパベリン塩酸塩がある。
- 副交感神経の伝達物質であるアセチルコリンと受容体の反応を妨げることで、鎮痛鎮痙作用を示す。
- メチルオクタトロピン臭化物は、吸収された成分の一部が母乳中に移行する。
- 抗コリン成分が配合された医薬品を使用した後は、眠気等が現れることがあるため、自動車の運転を避ける必要がある。
【 解答:1 】
- 繰り返し使用すると、直腸の感受性が高まり効果が強くなる。
- 便秘になりやすい食生活等の生活習慣の改善が図られることが重要であり、浣腸薬の使用は一時的なものにとどめるべきである。
- 注入剤は、半量等を使用する場合、残量を後で再使用してもよい。
- 薬液を注入した後すぐに排便を試みると、薬液のみが排出されて効果が十分得られないことから、便意が強まるまでしばらく我慢する。
- a,b
- a,c
- b,d
【 解答:3 】
- サントニンは、そのほとんどが肝臓で代謝されずに腎臓で排泄されるため、腎臓病の診断を受けた人では、腎障害を悪化させるおそれがある。
- パモ酸ピルビニウムは、蟯虫の呼吸や栄養分の代謝を抑えて殺虫作用を示す。
- ピペラジンリン酸塩は、ノルアドレナリン伝達を妨げて、回虫及び蟯虫の運動筋を麻痺させる作用を示し、虫体を排便とともに排出させることを目的として用いられる。
- カイニン酸は、回虫に痙攣を起こさせる作用を示し、虫体を排便とともに排出させることを目的として用いられる。
- a,b
- a,c
- b,d
【 解答:3 】
- サフランは、アヤメ科のサフランの柱頭を基原とする生薬で、鎮静などの作用を期待して用いられる。
- ジンコウは、ジンチョウゲ科のジンコウ、その他同属植物の材、特にその辺材の材質中に黒色の樹脂が沈着した部分を採取したものを基原とする生薬で、鎮静、強壮などの作用を期待して用いられる。
- センソは、ヒルガオ科のアサガオの種子を基原とする生薬で、これが配合された丸薬、錠剤等の内服固形製剤は、口の中でよく噛んで服用することとされている。
- ゴオウは、ミカン科のキハダ又はフェロデンドロン・キネンセの周皮を除いた樹皮を基原とする生薬で、強心作用のほか、末梢血管の拡張による血圧降下、興奮を静める等の作用があるとされる。
- a,b
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【 解答:1 】
- 鉄製剤を服用すると便が赤くなることがある。
- 主な副作用として、悪心(吐きけ)、嘔吐、食欲不振、胃部不快感、腹痛、便秘、下痢等の胃腸障害が知られている。
- 硫酸コバルトは、消化管内で鉄が吸収されやすい状態(ヘム鉄)に保つことを目的に配合される。
- マンガンは、糖質・脂質・タンパク質を代謝する際に働く酵素の構成物質であり、エネルギー合成を促進する目的で、硫酸マンガンが配合されている場合がある。
【 解答:5 】
- 別名ルチンとも呼ばれる。
- エネルギー代謝に関与する酵素の働きを助ける。
- 肝臓や心臓などの臓器に多く存在する。
【 解答:1 】
- 内用痔疾用薬は、比較的緩和な抗炎症作用、血行改善作用を目的とする成分等が配合されたもので、外用痔疾用薬と併せて用いると効果的である。
- 痔の原因となる生活習慣の改善を図るとともに、一定期間、痔疾用薬を使用してもなお、排便時の出血等の症状が続く場合には、早期に医療機関を受診して専門医の診療を受ける必要がある。
- ヒドロコルチゾン酢酸エステルが配合された坐剤及び注入軟膏は、長期連用を避ける必要がある。
【 解答:4 】
- ソウハクヒ
- カゴソウ
- ウワウルシ
- ブクリョウ
【 解答:3 】
- カンゾウは、抗炎症作用を期待して配合されている場合がある。
- エチニルエストラジオールは、妊婦でも使用できる。
- トウキは、血行を改善し、血色不良や冷えの症状を緩和するほか、強壮、鎮静、鎮痛等の作用を期待して用いられる。
【 解答:1 】
- 鎮痛・鎮痙作用を期待して、シャクヤクやボタンピが配合されている場合がある。
- シアノコバラミンを摂取することにより尿が黄色くなることがある。
- 鎮静、鎮痛のほか、女性の滞っている月経を促す作用を期待して、モクツウが配合されている場合がある。
【 解答:3 】
- 一般用医薬品のアレルギー用薬は、主に一時的な症状の緩和に用いられる。
- 排尿困難の症状がある人は、抗ヒスタミン成分を含む一般用医薬品の服用により、症状の悪化を招くおそれがある。
- 内服薬と外用薬において、同種の作用を有する成分が重複することがあるが、投与経路が違うので、併用しても特に問題はない。
- 母乳を与える女性がジフェンヒドラミン塩酸塩を含む一般用医薬品を服用しても、乳児には全く影響がない。
- a,b
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- b,d
【 解答:1 】
- クロモグリク酸ナトリウムは、アレルギー性でない鼻炎や副鼻腔炎に対して有効である。
- ベンゼトニウム塩化物は、陰性界面活性成分で、黄色ブドウ球菌、溶血性連鎖球菌や結核菌に対する殺菌消毒作用を示すが、ウイルスには効果がない。
- フェニレフリン塩酸塩が配合された点鼻薬は、過度に使用されると、鼻づまり(鼻閉)がひどくなりやすい。
- スプレー式鼻炎用点鼻薬は、噴霧後に鼻汁とともに逆流する場合があるので、使用前に鼻をよくかんでおく必要がある。
- a,b
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【 解答:4 】
- 鼻閉への効果を期待して、サイシンが配合されている場合がある。
- 鼻汁分泌やくしゃみを抑えることを目的として、ベラドンナ総アルカロイド、ヨウ化イソプロパミドが配合されている場合がある。
- 鼻粘膜の炎症を和らげることを目的として、グリチルリチン酸、トラネキサム酸が配合されている場合がある。
【 解答:4 】
- 点眼薬の使用によって、全身性の副作用が現れることはない。
- 一度に何滴も点眼しても効果が増すわけではなく、むしろ鼻粘膜や喉から吸収されて、副作用を起こしやすくなる。
- 一般用医薬品の点眼薬には、緑内障の症状を改善できるものはなく、配合されている成分によっては、緑内障の悪化につながるおそれがある。
- コンタクトレンズをしたままでの点眼は、添付文書に使用可能と記載されていない限り行うべきでない。
【 解答:4 】
- マーキュロクロムは、ヨードチンキと混合すると不溶性沈殿を生じて殺菌作用が低下する。
- オキシドール(過酸化水素水)は、一般細菌類の一部、真菌類、ウイルスに対する殺菌消毒作用を示す。
- クロルヘキシジン塩酸塩は、結核菌や真菌類に対して比較的広い殺菌消毒作用を示すが、ウイルスに対する殺菌消毒作用はない。
【 解答:2 】
- メントールは、皮膚表面に冷感刺激を与え、軽い炎症を起こして反射的な血管の拡張による患部の血行を促す効果を期待して配合されている場合がある。
- へパリン類似物質は、血液凝固を促す働きがある。
- ヒドロコルチゾンは、末梢組織の免疫機能を低下させる作用を示し、水痘やみずむしの症状を悪化させるおそれがある。
- インドメタシンは、皮膚の下層にある骨格筋や関節部まで浸透してプロスタグランジンの産生を促す。
【 解答:3 】
- 人間の外皮表面には、化膿の原因となる「皮膚常在菌」が存在しているため、創傷部に殺菌消毒薬を繰り返し適用する必要がある。
- 貼付剤を同じ部位に連続して貼付すると、かぶれ等が生じやすくなる。
- 外皮用薬を一定期間使用しても症状の改善がみられない場合には、専門家に相談することが重要である。
【 解答:4 】
- カルバゾクロムは、炎症を起こした歯周組織からの出血を抑える作用を期待して配合される場合がある。
- アミノ安息香酸エチルは、齲蝕により露出した歯髄を通っている知覚神経の伝達を遮断して痛みを鎮めることを目的としている。
- チモールは、歯周組織の血行を促す効果を期待して配合される場合がある。
【 解答:2 】
- 口内炎は、口腔粘膜に生じる炎症で、口腔の粘膜上皮に水疱や潰瘍ができて痛み、ときに口臭を伴う。
- 医薬品の副作用として口内炎が現れることはない。
- 患部からの細菌感染を防止することを目的として、アクリノールが配合されている場合がある。
- 口腔粘膜の組織修復を促す作用を期待して、アズレンスルホン酸ナトリウム(水溶性アズレン)が配合されている場合がある。
【 解答:1 】
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- a,c
- b,d
【 解答:3 】
- 防風通聖散
- 麻黄湯
- 補中益気湯
- 葛根湯
【 解答:5 】
- 甘味料として一般食品にも広く用いられている。
- 大量に摂取すると、グリチルリチン酸の大量摂取につながり、血栓症を起こすおそれがある。
- 1日最大服用量がカンゾウ(原生薬換算)として1g以上となる製品は、長期連用を避ける。
【 解答:1 】
- 患者の「証」(体質及び症状)に合った漢方処方が選択されれば効果が期待できるが、合わないものが選択された場合には、効果が得られないばかりでなく、副作用を招きやすくなる。
- 漢方薬は、現代中国で利用されている中医学に基づく薬剤と同じものである。
- 漢方処方製剤は、用法用量において適用年齢の下限が設けられていない場合であっても、生後3ヶ月未満の乳児には使用しないこととされている。
- 漢方薬は、すべからく作用が穏やかで、重篤な副作用は起きない。
- a,b
- a,c
- b,d
【 解答:2 】
- フェニトロチオン
- プロポクスル
- ジクロルボス
【 解答:4 】
- 中間尿ではなく出始めの尿を採取することが望ましい。
- なるべく採尿後速やかに検査することが望ましい。
- 尿糖値に異常を生じる要因は、一般に高血糖と結びつけて捉えられることが多いが、腎性糖尿等のように高血糖を伴わない場合もある。
- 尿タンパク検査のための採尿は、激しい運動の直後は避ける必要がある。
【 解答:4 】
- 添付文書は、必要なときにいつでも取り出して読むことができるように保管される必要がある。
- 「してはいけないこと」には、守らないと症状が悪化する事項、副作用又は事故等が起こりやすくなる事項について記載されている。
- 医療機関を受診する際には、使用した一般用医薬品の添付文書を持参し、医師や薬剤師に見せて相談がなされることが重要である。
【 解答:1 】
- リスク区分の記載を省略できる製品がある。
- 通常の医薬品では、承認を受けた販売名が記載されている。
- 添付文書の上部に「使用にあたって、この説明文書を必ず読むこと」等の文言が記載されている。
- 重要な内容が変更された場合には、改訂年月を記載するとともに、改訂された箇所を明示することとされている。
【 解答:5 】
- 医薬品医療機器等法第52条の規定により、医薬品には、添付文書又はその容器若しくは包装に、「用法、用量その他使用及び取扱い上の必要な注意」等の記載が義務づけられている。
- 添付文書の販売名に薬効名が含まれているような場合には、薬効名の記載は省略されることがある。
- 添付文書は、臨時的な改訂を除き、医薬品の安全性等に係る新たな知見、使用に係る情報に基づき、2年に1回定期的に改訂されている。
【 解答:3 】
- 錠剤、カプセル剤、散剤等の医薬品を、直射日光の当たらない涼しい場所に保管することが望ましいので、冷蔵庫内に保管している。
- 小児の手が届かない、目につきにくい場所に医薬品を保管している。
- 点眼薬は、家族間であっても共用していない。
- 旅行へ携行するために医薬品を別の容器に移し替え、旅行後もそのまま携行用の医薬品として保管している。
【 解答:5 】
【 解答:4 】
- 医薬品又は医療機器について、一般的な使用上の注意の改訂情報よりも迅速な注意喚起や適正使用のための対応の注意喚起が必要な状況にある場合に作成される。
- 厚生労働省からの命令、指示、製造販売業者の自主決定等に基づいて作成される。
- A4サイズの印刷物で、ブルーレターとも呼ばれる。
【 解答:1 】
- 医学・薬学関係の専門誌への転載は禁止されている。
- 医薬品の安全性に関する解説記事や、使用上の注意の改訂内容、主な対象品目、参考文献等が掲載されている。
- 厚生労働省において、重要な副作用、不具合等に関する情報を原則2ヶ月毎に取りまとめている。
- 各都道府県、保健所設置市及び特別区、関係学会等へ冊子が送付されている。
【 解答:4 】
- 製造販売業者等や医療機関等から報告された、医薬品による副作用が疑われる症例情報
- 生産量及び生産額
- 製品回収に関する情報
- 「使用上の注意」の改訂情報
【 解答:2 】
- サリドマイド薬害事件を契機として、世界保健機関(WHO)加盟各国を中心に、各国自らが医薬品の副作用情報を収集、評価する体制を確立することにつながった。
- 製造販売業者等は、製造販売をし、又は承認を受けた医薬品の副作用等によるものと疑われる死亡症例の発生を知ったときは、その旨を30日以内に厚生労働大臣に報告しなければならない。
- 2006年6月の薬事法改正により、登録販売者も副作用等の報告を行う医薬関係者として位置づけられている。
- 各制度により集められた副作用情報は、厚生労働省において専門委員の意見を聴きながら調査検討が行われ、その結果に基づき厚生労働大臣は、薬事・食品衛生審議会の意見を聴いて、安全対策上必要な行政措置を講じている。
- a,b
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- b,d
【 解答:2 】
- 個人輸入により入手された医薬品
- 一般用検査薬
- 殺菌消毒剤(人体に直接使用するもの)
- 殺鼠剤
【 解答:3 】
【 解答:4 】
【 解答:5 】
- 公平・中立な立場で申立ての相談を受け付け、交渉の仲介や調整・あっせんを行っている。
- 消費者が、医薬品又は医薬部外品に関する苦情(健康被害以外の損害も含まれる)について製造販売元の企業と交渉するに当たっての相談を受け付けている。
- 製造物責任法が国会で成立するに当たり、裁判による紛争処理機関の設立が求められ、日本製薬団体連合会において開設された。
- 医薬品副作用被害救済制度の対象とならないケースのうち、製品不良など、製薬企業に損害賠償責任がある場合の相談窓口として、推奨される。
【 解答:2 】
- 解熱鎮痛成分としてアミノピリン、スルピリンが配合されたアンプル入りかぜ薬の使用による重篤な副作用で、1959年から1965年までの間に計38名の死亡例が発生し、1965年、厚生省(当時)は関係製薬企業に対し、アンプル入りかぜ薬製品の回収を要請した。
- 慢性肝炎患者が小柴胡湯を使用して間質性肺炎を発症し、死亡例もあったことから、1996年3月、厚生省(当時)より関係製薬企業に対して緊急安全性情報の配布が指示された。
- プソイドエフェドリン塩酸塩については、2003年8月までに、配合された一般用医薬品による脳出血等の副作用症例が複数報告されたため、代替成分として塩酸フェニルプロパノールアミンへの速やかな切替えにつき指示がなされた。
【 解答:2 】
- 医薬品の適正使用の重要性等に関して、小中学生のうちから啓発を行うことが重要である。
- 毎年10月17日~23日は、「薬と健康の週間」として医薬品の適正使用のための啓発活動が行われる。
- 薬物乱用は、乱用者自身の健康を害するが、社会的な弊害を生じることはない。
- 毎年6月20日~7月19日は、「ダメ。ゼッタイ。」普及運動として国や自治体、関係団体等により薬物乱用防止の啓発活動が行われる。
【 解答:3 】
- カフェイン
- スクラルファート
- タンニン酸アルブミン
- フェルビナク
【 解答:4 】
- イソプロピルアンチピリン
- ブチルスコポラミン臭化物
- メキタジン
【 解答:4 】
- 無菌性髄膜炎の副作用を起こしやすいため。
- アルミニウム脳症及びアルミニウム骨症を生じるおそれがあるため。
- 倦怠感や虚脱感等が現れることがあるため。
- 依存性・習慣性がある成分が配合されており、乱用事例が報告されているため。
- a,b
- a,c
- b,d
【 解答:4 】
- イソプロパミドヨウ化物b リゾチーム塩酸塩
- クロルフェニラミンマレイン酸塩
- ロペラミド塩酸塩
- a,b
- a,c
- b,d
【 解答:2 】
- てんかん
- 肝臓病
- 腎臓病
- 心臓病
【 解答:4 】