問題
化学物質と、それにより発症するおそれのある主たるがんとの組合せとして、正しいものは次のうちどれか。
- ベンゼン-----白血病
- ベンジジン-----胃がん
- ビス(クロロメチル)エーテル-----膀胱がん
- コールタール-----肝血管肉腫
- 石綿-----皮膚がん
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正解は、 1 です。
解説
- 〇 慢性ばく露は造血機能の障害を起こし、白血病の誘発作用に関係する。
- × 発がん性が強く、膀胱がんのリスクが高い。
- × ばく露することで肺がんを発生。高濃度を吸入すると肺水腫を起こすことがある。
- × 蒸気を吸い込むと肺がん、皮膚に付着すると皮膚がんを発生する。
- × 吸入すると、潜伏期間が40年前後と長い石綿肺や悪性中皮腫などを起こす。