第一種衛生管理者過去問

血液関連問題

平成27年10月 第17問

問題

化学物質と、それにより発症するおそれのある主たるがんとの組合せとして、正しいものは次のうちどれか。
  1. ベンゼン-----白血病
  2. ベンジジン-----胃がん
  3. ビス(クロロメチル)エーテル-----膀胱がん
  4. コールタール-----肝血管肉腫
  5. 石綿-----皮膚がん

答え 閉じる 

正解は、 1 です。

解説

  1. 〇 慢性ばく露は造血機能の障害を起こし、白血病の誘発作用に関係する。
  2. × 発がん性が強く、膀胱がんのリスクが高い。
  3. × ばく露することで肺がんを発生。高濃度を吸入すると肺水腫を起こすことがある。
  4. × 蒸気を吸い込むと肺がん、皮膚に付着すると皮膚がんを発生する。
  5. × 吸入すると、潜伏期間が40年前後と長い石綿肺や悪性中皮腫などを起こす。