問題
感覚又は感覚器に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
- 内耳は、前庭、半規管及び蝸牛から成り、蝸牛が平衡感覚をつかさどっている。
- 皮膚感覚には、触圧覚、痛覚、温度感覚(温覚・冷覚)などがあり、これらのうち冷覚を感じる冷覚点の密度は、他の感覚点に比べて大きい。
- 網膜には色を感じる錐状体と、明暗を感じる杵状体の2種類の視細胞がある。
- 眼軸が長過ぎるために、平行光線が網膜の前方で像を結ぶ状態は、遠視である。
- 嗅覚は、わずかな匂いでも感じるほど鋭敏で、同じ臭気に対しても疲労しにくい。
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正解は、 3 です。
解説
- × 半規管が体の回転方向や速度を感じる平衡感覚器である。蝸牛は聴覚をつかさどる感覚器である。
- × 痛覚を感じる痛覚点の密度が、ほかの感覚点に比べて大きい。
- 〇 設問の通り
- × 遠視眼は眼軸が短すぎるため、平行光線が網膜の後方で像を結ぶものをいう。
- × 同一臭気に対しては疲労しやすく、匂いに慣れると感覚を失う。