第16回(午前) はり師・きゅう師の過去問と解答を全問題表示しています。
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問題1
医の倫理と関係のないのはどれか。
- ヒポクラテスの誓い
- インフォームド・コンセント
- 公費医療給付
- 患者の権利宣言
【 解答:3 】
問題2
はり・きゅうの施術で医療保険の療養費給付対象となる疾病はどれか。
- 神経痛
- 急性胃潰瘍
- 不眠症
- 胃癌
【 解答:1 】
問題3
エイズについて誤っている記述はどれか。
- 感染症法の対象疾患である
- 我が国の患者数は増加している。
- 世界では北アメリカ地域の患者数が最も多い。
- 感染はウイルスによる。
【 解答:3 】
問題4
非電離放射線はどれか。
- エックス線
- 紫外線
- ガンマ線
- 中性子線
【 解答:2 】
問題5
地球環境の変化について誤っているのはどれか。
- 酸性雨の増加
- 砂漠の増加
- 熱帯雨林の減少
- 生物種の増加
【 解答:4 】
問題6
予防について正しい組合せはどれか。
- 予防接種----第二次予防
- 禁酒----第二次予防
- リハビリテーション----第三次予防
- がん検診----第一次予防
【 解答:3 】
問題7
人畜共通感染症(人獣感染症)でないのはどれか。
- ポリオ
- 結核
- 日本脳炎
- 狂犬病
【 解答:1 】
問題8
精神障害者が入院する場合に保護義務者の同意が必要なのはどれか。
- 措置入院
- 医療保護入院
- 任意入院
- 応急入院
【 解答:2 】
問題9
介護保険による在宅サービスに含まれないのはどれか。
- 往診治療
- 訪問看護
- デイケア
- 住宅改装
【 解答:1 】
問題10
予防接種に生菌ワクチンが使用されているのはどれか。
- ジフテリア
- インフルエンザ
- 破傷風
- 麻疹
【 解答:4 】
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問題11
あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゆう師等に関する法律で施術所の開設届出先はどれか。
- 保健所長
- 市町村長
- 都道府県知事
- 厚生労働大臣
【 解答:3 】
問題12
あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゆう師等に関する法律で5日以内に行わなければならないのはどれか。
- 免許取消しによる免許証の返納
- 失踪宣告による名簿消除
- 本籍地の変更
- 施術所の開設届
【 解答:1 】
問題13
あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゆう師等に関する法律で免許付与の欠格事由に該当しないのはどれか。
- 罰金刑に処せられた者
- 外国国籍者
- 麻薬中毒者
- 無免許施術を行った者
【 解答:2 】
問題14
はり師、きゅう師による医薬品投与が違反となる法律はどれか。
- 医師法
- 医療法
- 薬事法
- 刑法
【 解答:1 】
問題15
発生学的に正しい組合せはどれか。
- 真皮―――外胚葉
- 肝細胞――中胚葉
- 涙腺―――内胚葉
- 網膜―――外胚葉
【 解答:4 】
問題16
細胞の有糸分裂において、染色体が赤道面に配列するのはいつか。
- 後期
- 終期
- 中期
- 前期
【 解答:3 】
問題17
滑膜性の関節をつくる骨の部位の組合せで正しいのはどれか。
- 大菱形骨――第1中手骨底
- 寛骨臼―――大転子
- 外果――――距骨頭
- 肩峰――――上腕骨頭
【 解答:1 】
問題18
頭頂骨と縫合をつくらないのはどれか。
- 前頭骨
- 頬骨
- 側頭骨
- 蝶形骨
【 解答:2 】
問題19
筋とその支配神経との組合せで正しいのはどれか。
- 舌筋―――舌咽神経
- 側頭筋――上顎神経
- 上斜筋――動眼神経
- 広頸筋――顔面神経
【 解答:4 】
問題20
筋とその作用との組合せで誤っているのはどれか。
- 三角筋―――肩関節の外転
- 腸腰筋―――股関節の屈曲
- 腕橈骨筋――肘関節の伸展
- 半腱様筋――膝関節の屈曲
【 解答:3 】
問題21
肝臓について正しい記述はどれか。
- 中心静脈は小葉間静脈へ注ぐ。
- 肝静脈は肝門から出る。
- 肝鎌状間膜は方形葉の右側に位置する
- 胎生期の静脈管は臍静脈血を下大静脈に導く。
【 解答:4 】
問題22
唾液腺について誤っている記述はどれか。
- 舌下腺管は口腔底に開口する
- 耳下腺は顔面神経に貫かれる。
- 顎下腺の分泌には舌咽神経が関与する。
- 耳下腺管は口腔前庭に開口する。
【 解答:3 】
問題23
泌尿器系について誤っている記述はどれか。
- 腎小体は糸球体とボーマン嚢からなる。
- 膀胱は恥骨結合のすぐ後方にある。
- 腎乳頭は髄質にある。
- 尿道は膀胱の後壁から始まる。
【 解答:4 】
問題24
心房の内部にみられるのはどれか。
- 腱索
- 乳頭筋
- 卵円窩
- 肉柱
【 解答:3 】
問題25
足底の大部分に血液を送るのはどれか。
- 前脛骨動脈
- 腓腹動脈
- 後脛骨動脈
- 腓骨動脈
【 解答:3 】
問題26
門脈の形成にかかわらないのはどれか。
- 下腸間膜静脈
- 上腸間膜静脈
- 脾静脈
- 奇静脈
【 解答:4 】
問題27
神経と神経節との組合せで誤っているのはどれか。
- 顔面神経――膝神経節
- 上顎神経――翼口蓋神経節
- 動眼神経――毛様体神経節
- 内耳神経――耳神経節
【 解答:4 】
問題28
神経叢と分枝する神経との組合せで誤っているのはどれか。
- 腰神経叢―――外側大腿皮神経
- 仙骨神経叢――後大腿皮神経
- 腕神経叢―――内側前腕皮神経
- 頸神経叢―――大後頭神経
【 解答:4 】
問題29
橋に存在する核はどれか。
- 舌下神経核
- 滑車神経核
- 動眼神経核
- 外転神経核
【 解答:4 】
問題30
視覚器について誤っている記述はどれか。
- 涙腺は眼球の外側上方にある。
- 硝子体は水晶体と網膜との間にある。
- 瞳孔括約筋は横紋筋である。
- 角膜上皮は重層扁平上皮である。
【 解答:3 】
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問題31
正常な体液について正しい記述はどれか。
- 体液の浸透圧は約290mOsm/lである。
- 細胞内液量は体重の約5%である。
- pHは約6.0である。
- 体液量は体重の約15%である。
【 解答:1 】
問題32
赤血球沈降速度について誤っている記述はどれか。
- 赤血球増多症で低くなる。
- 成人男性の正常1時間値は10mm以下である。
- 化膿性疾患で低くなる。
- 血漿の粘性に左右される。
【 解答:3 】
問題33
胃腺から分泌されないのはどれか。
- セクレチン
- ペプシノゲン
- ガストリン
- ムチン
【 解答:1 】
問題34
健常成人の体内で合成されないのはどれか。
- トリグリセリド
- トリプトファン
- グリコーゲン
- コレステロール
【 解答:2 】
問題35
放射による放熱はどれか。
- 氷柱の近くに座る。
- 汗をかく。
- 風を身体に当てる。
- 冷えたタオルで身体を包む。
【 解答:1 】
問題36
尿量が減少する要因はどれか。
- 糸球体血圧の上昇
- 有効ろ過圧の上昇
- 腎血漿流量の増加
- 血漿浸透圧の上昇
【 解答:4 】
問題37
細胞内に存在する受容体に結合して作用を及ぼすホルモンはどれか。
- インスリン
- テストステロン
- アドレナリン
- プロラクチン
【 解答:2 】
問題38
着床が起こるのはどの時期か。
- 排卵期
- 増殖期
- 卵胞期
- 分泌期
【 解答:4 】
問題39
活動電位発生時に脱分極を起こす主な要因となるイオンはどれか。
- 重炭酸イオン
- 塩素イオン
- カリウムイオン
- ナトリウムイオン
【 解答:4 】
問題40
海馬の機能はどれか。
- 唾液分泌
- 協調運動
- 味覚
- 記憶
【 解答:4 】
問題41
筋収縮の過程でエネルギーを必要としないのはどれか。
- 筋小胞体からのカルシウムイオンの放出
- 筋小胞体によるカルシウムイオンの回収
- ミオシン頭部とアクチンとの結合の分離
- ミオシン頭部の運動
【 解答:1 】
問題42
錘内筋線維が伸展されると活動が増える神経線維はどれか。
- Ⅱ群
- Ⅲ群
- Ib群
- Ia群
【 解答:4 】
問題43
視覚情報の伝達に関与しないのはどれか。
- 視細胞
- 双極細胞
- 神経節細胞
- 色素細胞
【 解答:4 】
問題44
健常成人の血液中で最も多い免疫グロブリンはどれか。
- IgD
- IgA
- IgE
- IgG
【 解答:4 】
問題45
病原体と感染症との組合せで誤っているのはどれか。
- ウイルス----ツツガムシ病
- 原虫----アメーバ赤痢
- 細菌----結核症
- 真菌----アスペルギルス症
【 解答:1 】
問題46
老化に伴った疾患に該当しないのはどれか。
- 骨粗髭症
- 伝染性単核症
- アルツハイマー病
- 白内障
【 解答:2 】
問題47
血栓を起こしやすい疾患として誤っているのはどれか。
- 動脈瘤
- 血友病
- 血管炎
- 動脈硬化症
【 解答:2 】
問題48
循環障害について誤っている記述はどれか。
- 梗塞は終末動脈の閉塞により生じる。
- 充血は動脈から過剰の血液が流れ込んだ状態である。
- うっ血は静脈血の流出が妨げられて起こる。
- 血栓症は血管外で血液が凝固する現象である。
【 解答:4 】
問題49
糖尿病について誤っている記述はどれか。
- 1型糖尿病は高齢者に多い。
- 2型糖尿病はインスリンに対する反応性が低下している。
- 2型糖尿病は遺伝的要因の関与が強い。
- 1型糖尿病は自己免疫疾患である。
【 解答:1 】
問題50
異物とその処理方法との組合せで適切でないのはどれか。
- ナイロン糸----融解
- 折れた鍼----被包化
- 炭粉----貪食
- 血栓----器質化
【 解答:1 】
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問題51
腫瘍マーカーはどれか。
- αフェトプロテイン
- 組織適合抗原
- シクロオキシゲナーゼ
- ヒスタミン
【 解答:1 】
問題52
疾患と痛みの放散部位との組合せで正しいのはどれか。
- 尿管結石----心窩部
- 胃潰瘍----鼡径部
- 急性膵炎----左肩
- 胆石----左上肢
【 解答:3 】
問題53
歩行異常と疾患との組合せで誤っているのはどれか。
- 間欠跛行----脊柱管狭窄症
- トレンデレンブルグ徴候----側弯症
- すくみ足----パーキンソン病
- 分回し歩行----脳卒中
【 解答:2 】
問題54
胸部の打診音と原因との組合せで正しいのはどれか。
- 濁音----気胸
- 鼓音----胸膜炎
- 過共鳴音----肺気腫
- 清音----胸水貯留
【 解答:3 】
問題55
肋骨脊柱角に叩打痛がみられるのはどれか。
- 慢性胃炎
- 急性肝炎
- 腎盂腎炎
- 慢性膵炎
【 解答:3 】
問題56
発熱がみられないのはどれか。
- 肺癌
- 結核
- 皮膚筋炎
- 甲状腺機能低下症
【 解答:4 】
問題57
粗大で一側上下肢を投げ出すような不随意運動はどれか。
- アテトーゼ
- バリズム(バリスムス)
- チック
- ジストニア
【 解答:2 】
問題58
一次救命処置はどれか。
- 人工呼吸器の使用
- 胸骨圧迫式心臓マッサージ
- 心電図モニター装着
- 静脈路の確保
【 解答:2 】
問題59
死の三徴候に含まれないのはどれか。
- 心停止
- 体温低下
- 呼吸停止
- 対光反射消失
【 解答:2 】
問題60
見当識に関する質問でないのはどれか。
- 「今日は何月何日ですか」
- 「私たちが今いるところはどこですか」
- 家族を指さして「この人は誰ですか」
- 時計を見せながら「これは何ですか」
【 解答:4 】
問題61
閉経後に悪化するのはどれか。
- 子宮筋腫
- 気管支喘息
- 関節リウマチ
- 骨粗鬆症
【 解答:4 】
問題62
血中間接ビリルビンが高値となるのはどれか。
- 急性肝炎
- 溶血性黄疸
- 薬剤性肝障害
- 閉塞性黄疸
【 解答:2 】
問題63
食道癌でみられないのはどれか。
- 嚥下性肺炎
- 吐血
- 脾腫
- 嗄声
【 解答:3 】
問題64
B型肝炎について正しい記述はどれか。
- 慢性肝炎からは肝硬変に進展しにくい。
- HBe抗原陽性では感染力が弱い。
- 垂直感染がみられる。
- 成人の初感染は慢性化しやすい。
【 解答:3 】
問題65
原発性自然気胸について誤っているのはどれか。
- 肥満者に多い
- 喫煙者に多い
- 再発率が高い
- 若年者に多い
【 解答:1 】
問題66
原発性肺癌が頸部交感神経節に浸潤した場合にみられるのはどれか。
- 血痰
- うっ血乳頭
- 眼裂狭小
- 女性化乳房
【 解答:3 】
問題67
腎前性急性腎不全の病因はどれか。
- 尿管結石
- 脱水
- ミオグロビン尿症
- 糸球体腎炎
【 解答:2 】
問題68
成長ホルモン分泌不全性低身長症(下垂体性低身長症)について正しい記述はどれか。
- 身体各部の均整はとれている。
- 器質性の原因では脳炎が最も多い。
- 器質性が80%である。
- 知能の発達障害がみられる。
【 解答:1 】
問題69
甲状腺刺激ホルモンが高値となるのはどれか。
- 胞状奇胎
- 粘液水腫
- バセドウ病
- アジソン病
【 解答:2 】
問題70
へバーデン結節について誤っているのはどれか。
- 近位指節間関節に生じる
- 初期には軽度発赤・熱感を伴う
- 変形性関節症である
- 女性に多い
【 解答:1 】
問題71
先天性股関節脱臼について誤っている記述はどれか。
- 下肢の短縮がみられる
- 幼児期に腰椎後弯を認める
- 屈曲外転時にクリック音が触知される
- 大腿内側皮膚溝は非対称となる
【 解答:2 】
問題72
発育期に多いスポーツ障害で適切でないのはどれか。
- 腰椎分離症
- 内反足
- 疲労骨折
- 離断性骨軟骨炎
【 解答:2 】
問題73
鉄欠乏性貧血の原因として適切でないのはどれか。
- 過多月経
- 痛風
- 大腸癌
- 妊娠
【 解答:2 】
問題74
脳圧亢進時にみられない症状はどれか。
- 頭痛
- うっ血乳頭
- 頻脈
- 嘔吐
【 解答:3 】
問題75
パーキンソン病について誤っている記述はどれか。
- 手指振戦は通常左右同時に出現する。
- 50~60歳代で初発する。
- 進行すると前傾前屈姿勢となる。
- 種々の自律神経症状がみられる。
【 解答:1 】
問題76
全身性エリテマトーデスで誤っている記述はどれか。
- 蝶形紅斑が特徴的である。
- 高脂血症を合併する。
- 20~40歳代の女性に好発する。
- 関節痛がみられる。
【 解答:2 】
問題77
次の文で示す症例について、この患者で現在みられないのはどれか。「20歳の男性。10日前、バイク事故により頚椎を損傷し脊髄損傷となった。上肢下肢に麻痺がある。」
- 消化性潰瘍
- 異所性骨化
- 呼吸障害
- 血圧の変動
【 解答:2 】
問題78
次の文で示す症例について、この患者の病態管理で適切でないのはどれか。「20歳の男性。10日前、バイク事故により頚椎を損傷し脊髄損傷となった。上肢下肢に麻痺がある。」
- 体温管理
- 頸部保護
- 体位変換
- 持続導尿
【 解答:4 】
問題79
次の文で示す症例について、最も考えられるのはどれか。「72歳の男性。以前より発作性心房細動を指摘されていた。事務作業中に倒れたが、呼びかけには何とか返答できた。右上下肢は全く動かず、頭痛、嘔吐はなかった。」
- 一過性脳虚血発作
- 脳血栓
- 脳塞栓
- クモ膜下出血
【 解答:3 】
問題80
次の文で示す症例について、入院後3日目から意識レベルは低下し、4日目には半昏睡となった。この原因として最も疑わなければならないのはどれか。「72歳の男性。以前より発作性心房細動を指摘されていた。事務作業中に倒れたが、呼びかけには何とか返答できた。右上下肢は全く動かず、頭痛、嘔吐はなかった。」
- 急性心不全
- 出血性梗塞
- 徐脈
- 脳動脈瘤破裂
【 解答:2 】
問題81
血行障害の治療に用いる神経ブロックはどれか。
- 肋間神経ブロック
- 三叉神経ブロック
- 坐骨神経ブロック
- 星状神経節ブロック
【 解答:4 】
問題82
糖尿病性網膜症について誤っている記述はどれか。
- 硝子体出血をきたす。
- 閃輝暗点がみられる。
- 失明の原因となる。
- レーザーによる光凝固治療が行われる。
【 解答:2 】
問題83
うつ病に特徴的な訴えはどれか。
- 自分の悪口が聞こえる。
- 頭が働かず考えが進まない。
- 考えが抜きとられる。
- 誰かが自分を監視している。
【 解答:2 】