第23回(午前) はり師・きゅう師の過去問と解答を全問題表示しています。
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問題1
個人情報保護法による患者情報の取り扱いについて正しいのはどれか。
- 利用目的は特定しない。
- 内容を更新しない。
- 本人への開示を遅滞しない。
- 苦情へは対処しない。
【 解答:3 】
問題2
平成24年度衛生行政報告例による就業者数統計で最も少ない医療職種はどれか。
- はり師
- きゅう師
- 柔道整復師
- あん摩マッサージ指圧師
【 解答:3 】
問題3
介護保険制度の内容として正しいのはどれか。
- 市町村および特別区が保険者である。
- 65歳以上は第2号被保険者である。
- 介護を要する状態の予防は給付対象外である。
- 財源の80%は保険料による。
【 解答:1 】
問題4
母乳栄養について誤っているのはどれか。
- 乳児の感染症予防に役立つ。
- 乳児の心理的発育によい影響がある。
- 人工乳よりも経済的負担は少ない。
- 母乳と人工乳は同じ成分である。
【 解答:4 】
問題5
WHOのアルマ・アダ宣言で示されたのはどれか。
- ヘルスプロモーション
- インフオームド・コンセント
- ヒトを対象とする医学研究の倫理的原則
- プライマリ・ヘルス・ケア
【 解答:4 】
問題6
施術所における白衣着用にあてはまるのはどれか。
- 作業環境管理
- 作業管理
- 健康管理
- 労働衛生教育
【 解答:2 】
問題7
保健所の役割はどれか。
- 車の排ガス測定
- 食品衛生の監視
- 生活保護の認定
- 医療訴訟の受付
【 解答:2 】
問題8
疾病予防のうち二次予防はどれか。
- 健康教育
- 健康診断
- 予防接種
- 作業療法
【 解答:2 】
問題9
大気汚染の原因になるのはどれか。
- カドミウム
- メチル水銀
- 一酸化炭素
- 二酸化硫黄
【 解答:134 】
問題10
健康の保持・増進のために好ましくない生活習慣はどれか。
- 1日1万歩の歩行
- 1日100gのアルコール摂取
- 1日5gの塩分摂取
- 1日500gの野菜摂取
【 解答:2 】
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問題11
我が国の院内感染で問題となっている病原体はどれか。
- 破傷風菌
- 日本脳炎ウイルス
- 鳥インフルエンザウイルス
- MRSA
【 解答:4 】
問題12
医療法による特定機能病院に必要な要件はどれか。
- 都道府県知事の承認
- 高度医療を提供する能力
- 救急医療を提供する能力
- 200以上の患者を入院させるための施設
【 解答:2 】
問題13
あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師等に関する法律で専用の施術室として必要な面積はどれか。
- 3.3平方メートル以上
- 5.5平方メートル以上
- 6.6平方メートル以上
- 7.7平方メートル以上
【 解答:3 】
問題14
施術所の名称として使用できるのはどれか。
- 東京はりクリニック
- 東京はり科医院
- 東京きゅう治療院
- 東京きゅう診療所
【 解答:3 】
問題15
高齢者の医療の確保に関する法律における特定健康診査の対象者の年齢はどれか。
- 20歳以上
- 40歳以上
- 65歳以上
- 75歳以上
【 解答:2 】
問題16
線維性の連結はどれか。
- 釘植
- 仙腸関節
- 恥骨結合
- 椎間関節
【 解答:1 】
問題17
頭蓋骨で2個あるのはどれか。
- 篩骨
- 鋤骨
- 鼻骨
- 舌骨
【 解答:3 】
問題18
大結節稜に停止する筋はどれか。
- 大胸筋
- 大円筋
- 小円筋
- 広背筋
【 解答:1 】
問題19
腋窩リンパ節に還流する領域はどれか。
- 顎下三角
- 筋三角
- 後頸三角
- 聴診三角
【 解答:4 】
問題20
静脈と開口部の組合せで正しいのはどれか。
- 海綿静脈洞―――外頚静脈
- 食道静脈――――奇静脈
- 橈側皮静脈―――上腕静脈
- 門脈――――――下大静脈
【 解答:2 】
問題21
声帯靭帯が付着するのはどれか。
- 甲状軟骨
- 喉頭蓋軟骨
- 小角軟骨
- 輪状軟骨
【 解答:1 】
問題22
上行結腸について正しいのはどれか。
- 肝臓の方形葉下面に接する。
- 脾臓に接する。
- 右結腸動脈が分布する。
- 輪状ヒダを持つ。
【 解答:3 】
問題23
鼠径管を通過するのはどれか。
- 子宮円索
- 臍動脈索
- 卵巣提索
- 固有卵巣索
【 解答:1 】
問題24
硬膜について正しいのはどれか。
- 硬膜は2葉からなる。
- 小脳鎌は大脳と小脳の境となる。
- 硬膜静脈洞は硬膜の内側に形成される。
- 硬膜外腔は脳脊髄液により満たされる。
【 解答:1 】
問題25
脊髄神経の後枝に由来するのはどれか。
- 大後頭神経
- 肋間神経
- 橈骨神経
- 下殿神経
【 解答:1 】
問題26
皮膚について正しいのはどれか。
- 自由神経終末は侵害刺激を受容する。
- 成人の右上肢は総面積の1/5を占める。
- パチニ小体は真皮乳頭に存在する。
- 表皮は有棘細胞の分裂によって増殖する。
【 解答:1 】
問題27
健康成人において血圧低下を起こすのはどれか。
- 血中ナトリウム濃度の上昇
- レニン分泌の増加
- 心収縮力の増大
- 細動脈の拡張
【 解答:4 】
問題28
ヘーリング・ブロイエル反射について正しいのはどれか。
- 受容器は圧受容器である。
- 求心路は交感神経である。
- 反射中枢は視床下部にある。
- 吸息中枢が抑制される。
【 解答:4 】
問題29
ATPに含まれるのはどれか。
- アクチン
- チミン
- デオキシリボース
- リン酸
【 解答:4 】
問題30
腎臓の尿細管で分泌されないのはどれか。
- 尿素
- 重炭酸イオン
- 水素イオン
- カリウムイオン
【 解答:2 】
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問題31
ホルモンとその効果器の組合せで正しいのはどれか。
- セクレチン――――――肝臓
- コレシストキニン―――胆嚢
- ガストリン――――――膵臓
- エリスロポエチン―――腎臓
【 解答:12 】
問題32
出産時の子宮収縮にかかわるホルモンはどれか。
- エストロゲン
- 黄体形成ホルモン
- オキシトシン
- プロゲステロン
【 解答:3 】
問題33
神経線維の興奮伝導について正しいのはどれか。
- 活動電位は隣接する神経線維に伝わる。
- 無髄線維は有髄線維より伝導速度が速い。
- 活動電位の大きさは伝導の途中で減衰する。
- 有髄線維では跳躍伝導が起こる。
【 解答:4 】
問題34
筋収縮に必要なイオンはどれか
- カルシウム
- 水素
- 鉄
- マグネシウム
【 解答:1 】
問題35
随意運動の伝導路はどれか。
- 皮質脊髄路
- 後索路
- 脊髄視床路
- 脊髄網様体路
【 解答:1 】
問題36
視覚の遠近調節に関与するのはどれか。
- 外眼筋
- 上直筋
- 瞳孔散大筋
- 毛様体筋
【 解答:4 】
問題37
食作用をもたないのはどれか。
- マクロファージ
- 好中球
- ヘルパーT細胞
- 樹状細胞
【 解答:3 】
問題38
下垂体前葉機能亢進症はどれか。
- 尿崩症
- クッシング病
- シモンズ病
- バセドウ病
【 解答:2 】
問題39
粉塵となるのはどれか。
- 青酸
- 珪酸
- サリン
- ベンゼン
【 解答:2 】
問題40
水腫の原因はどれか。
- 毛細血管静水圧の低下
- 毛細血管透過性の低下
- 血漿膠質浸透圧の低下
- 血液凝固能の低下
【 解答:3 】
問題41
類上皮細胞はどれか。
- マクロファージ
- リンパ球
- 肥満細胞
- 好中球
【 解答:1 】
問題42
ヘルパーT細胞のうちTh2細胞の役割はどれか。
- 抗原の提示
- 細胞性免疫
- 抗原刺激の記憶
- 抗体応答の活性化
【 解答:4 】
問題43
癌の病期分類の決定に必要な項目はどれか。
- 悪液質
- 腫瘍マーカー
- 組織型
- リンパ節転移
【 解答:4 】
問題44
癌と腫瘍マーカーの組合せで最も適切なのはどれか。
- 肝細胞癌―――HCG
- 胃癌―――――CEA
- 食道癌――――CA 19-9
- 肺癌―――――PSA
【 解答:2 】
問題45
脳血管障害の後遺症でよくみられるのはどれか。
- 起坐位
- エビ姿勢
- 前かがみ姿勢
- マン・ウェルニッケ肢位
【 解答:4 】
問題46
血清CKの上昇がみられる疾患はどれか。
- 関節リウマチ
- シェーグレン症候群
- 多発性筋炎
- 全身性エリテマトーデス
【 解答:3 】
問題47
皮膚症状と疾患の組合せで正しいのはどれか。
- 紫斑――――――アトピー性皮膚炎
- 蝶形紅斑――――全身性硬化症
- 黄疸――――――全身性エリテマトーデス
- 手掌紅斑――――肝硬変
【 解答:4 】
問題48
麻痺について正しい組合せはどれか。
- 四肢麻痺――――両側の上下肢
- 片麻痺―――――一側の上肢
- 対麻痺―――――両側の上肢
- 単麻痺―――――一側の上下肢
【 解答:1 】
問題49
表在反射でないのはどれか。
- 角膜反射
- 下顎反射
- 腹壁反射
- 肛門反射
【 解答:2 】
問題50
下肢の徒手検査でないのはどれか。
- パトリックテスト
- モーレイテスト
- トーマステスト
- マックマレーテスト
【 解答:2 】
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問題51
チアノーゼを判断しやすいのはどれか。
- 眼球結膜
- 口唇
- 手掌
- 腹部
【 解答:2 】
問題52
呼吸機能検査所見と疾患の組合せで正しいのはどれか。
- 拘束性障害――――慢性閉塞性肺疾患(COPD)
- 閉塞性障害――――肺結核後遺症
- 拡散能低下――――特発性肺線維症
- 気道過敏性亢進――心臓性喘息
【 解答:3 】
問題53
血圧について正しいのはどれか。
- 血圧を測定する際は前腕を強く屈曲する。
- 低血圧は動脈硬化の危険因子である。
- 血圧は心臓の拡張期に最高となる。
- 収縮期血圧と拡張期血圧の差を脈圧という。
【 解答:4 】
問題54
肝腫大の胸腹部打診所見はどれか。
- 濁音域の拡大
- 清音域の拡大
- 鼓音域の拡大
- 過共鳴音域の拡大
【 解答:1 】
問題55
胆嚢癌について正しいのはどれか。
- 女性に多い。
- 胆石の合併は少ない。
- 左季肋部痛が多い。
- AFPの上昇がみられる。
【 解答:1 】
問題56
尿所見と疾患の組合せで正しいのはどれか。
- 膿尿―――――急性糸球体腎炎
- 褐色尿――――ネフローゼ症候群
- 血尿―――――尿管結石
- 蛋白尿――――前立腺肥大症
【 解答:3 】
問題57
口腔内所見と疾患の組合せで正しいのはどれか。
- う歯――――――――悪性貧血
- アフタ性口内炎―――潰瘍性大腸炎
- 舌炎――――――――くる病
- 口角炎―――――――ビタミンA欠乏症
【 解答:2 】
問題58
筋萎縮性側索硬化症でみられるのはどれか。
- 膀胱直腸障害
- 感覚障害
- 嚥下障害
- 眼球運動障害
【 解答:3 】
問題59
甲状腺機能亢進症でよくみられる症状はどれか。
- 体重減少
- 発汗量減少
- 食欲低下
- 記憶力低下
【 解答:1 】
問題60
皮膚筋炎でみられるのはどれか。
- ヘリオトロープ疹
- コプリック斑
- スワンネック変形
- ソーセージ様手指
【 解答:1 】
問題61
骨疾患と病態の組合せで正しいのはどれか。
- くる病――――――ビタミンC欠乏
- 骨軟化症―――――類骨の増加
- 骨粗鬆症―――――骨量の増加
- 多発性骨髄腫―――骨硬化
【 解答:2 】
問題62
筋・腱疾患と運動機能検査の組合せで正しいのはどれか。
- 胸郭出口症候群―――――――ドロップアームサイン
- 腱板損傷――――――――――ヤーガソンテスト
- 進行性筋ジストロフイー―――ガワーズサイン
- 上腕骨外側上顆炎――――――ファレンテスト
【 解答:3 】
問題63
脊椎・脊髄疾患と身体所見の組合せで正しいのはどれか。
- 脊髄ショック―――――――痙性麻痺
- 頚椎捻挫―――――――――バレー・リュー症状
- L3-L4椎間板ヘルニア―――アキレス腱反射の低下
- 腰部脊柱管狭窄症―――――鶏歩
【 解答:2 】
問題64
過度の動作と傷害の組合せで正しいのはどれか。
- 腰部前屈―――――腰部脊椎分離症
- ジャンプ着地―――膝蓋靭帯炎
- ボールキック―――膝前十字靭帯損傷
- バットの素振り――手の舟状骨骨折
【 解答:2 】
問題65
頚椎症について正しいのはどれか。
- 脊髄症型では一側の肩甲背部の疼痛が起こる。
- 神経根型では深部反射亢進が起こる。
- 関連痛型では手術療法が第1選択である。
- 保存療法では頚椎牽引が有効である。
【 解答:4 】
問題66
骨肉腫の初発症状でよくみられるのはどれか。
- 発熱
- 運動時痛
- 腫脹
- 間欠跛行
【 解答:2 】
問題67
僧帽弁狭窄症について正しいのはどれか。
- 先天性が多い。
- 心拍出量は増加する。
- 左房圧は低下する。
- 心房細動の合併が多い。
【 解答:4 】
問題68
狭心症について正しいのはどれか。
- 心電図ではP波の変化が特徴である。
- 発作時にはニトログリセリンが有効である。
- 冠攣縮型による狭心症は日中に起こりやすい。
- 不安定狭心症は心筋梗塞へ移行しにくい。
【 解答:2 】
問題69
帯状庖疹の治療に用いられるのはどれか。
- 抗菌薬
- 抗真菌薬
- 抗ウイルス薬
- 抗寄生虫薬
【 解答:3 】
問題70
パニック障害の症状はどれか。
- 息苦しさ
- 嗄声
- 妄想
- 幻聴
【 解答:1 】
問題71
自然気胸について正しいのはどれか。
- 女性に多い。
- 肥満者が多い。
- 胸痛をきたすことが多い。
- 緊張性気胸となることはない。
【 解答:3 】
問題72
慢性腎不全でみられるのはどれか。
- 低カリウム血症
- 高ナトリウム血症
- 高リン血症
- 高カルシウム血症
【 解答:3 】
問題73
社会的リハビリテーションはどれか。
- 特別支援教育
- 義肢装具療法
- 障害者職業訓練
- 訪問介護サービス
【 解答:4 】
問題74
半側空間無視の評価に用いる検査項目で正しいのはどれか。
- 100から7を順番に引かせる。
- 今日の日付を答えさせる。
- 直線の中点に印をつけさせる。
- 検者の母指と示指で輪をつくり模倣させる。
【 解答:3 】
問題75
「20歳の女性。呼吸困難、全身倦怠感の精査のため受診。胸部レントゲン写真で心拡大と肺うっ血を認めた。心エコー検査では左室内腔は著明に拡大し、心室中隔と左室後壁は薄くなっていた。」本疾患の所見で適切なのはどれか。
- 尿量増加
- 頸静脈怒張
- 左房径縮小
- 肺動脈圧低下
【 解答:2 】
問題76
「20歳の女性。呼吸困難、全身倦怠感の精査のため受診。胸部レントゲン写真で心拡大と肺うっ血を認めた。心エコー検査では左室内腔は著明に拡大し、心室中隔と左室後壁は薄くなっていた。」本疾患に最も有用な血液検査項目はどれか。
- ヒト脳性ナトリウム利尿ペプチド
- アルカリフォスファターゼ
- ロイシンアミノペプチダーゼ
- リパーゼ
【 解答:1 】
問題77
「45歳の男性。、高血圧、頻拍発作の精査で受診。血中ナトリウム、カリウム値は正常範囲内であったが、腹部CTにて右副腎部に腫瘍病変を認めた。」本患者によくみられる所見はどれか。
- 頭痛
- 発汗量減少
- 低血糖
- 貧血
【 解答:1 】
問題78
「45歳の男性。、高血圧、頻拍発作の精査で受診。血中ナトリウム、カリウム値は正常範囲内であったが、腹部CTにて右副腎部に腫瘍病変を認めた。」本疾患の診断に最も有用な測定項目はどれか。
- 尿中アルブミン
- 尿中アミラーゼ
- 血中カテコールアミン
- 血中CK
【 解答:3 】
問題79
「70歳の男性。嚥下障害と体重減少で来院し、食道癌と診断された。さらに右眼瞼下垂と縮瞳が認められた。」本疾患について適切なのはどれか。
- 腺癌が多い。
- 中部食道に多い。
- 化学療法は用いられない。
- 予後は良い。
【 解答:2 】
問題80
「70歳の男性。嚥下障害と体重減少で来院し、食道癌と診断された。さらに右眼瞼下垂と縮瞳が認められた。」本症例にみられる合併症はどれか。
- 上大静脈症候群
- 反回神経麻痺
- 顔面神経麻痺
- ホルネル症候群
【 解答:4 】