次の記述について適切なものはどれか。3つ選べ。
- 胃ろうを造設しても、誤嚥性肺炎のリスクがなくなるわけではない。
- 医師・歯科医師が麻薬を処方する場合には、麻薬施用者免許は不要である。
- 円背や骨盤後傾のある高齢者の立位では、重心が後方にあるため、バランスを崩しやすい。
- インスリン注射は、医師の指示があれば、介護職員も行うことができる。
- パーキンソン病患者に対してリハビリテーションを行う場合には、薬効などによる体調の変化が大きいため、患者の身体の動きやすさの変化に注意する。
【 正答:135
】
解説
- 〇 胃ろうは、嚥下障害のある人に増設されるが、胃ろうがあっても誤嚥性肺炎のリスクはなくならない。口腔内の雑菌が誤嚥されたり、注入された栄養食が逆流して誤嚥が起こったりすることもある。
- × 麻薬の取り扱いは、麻薬及び向精神薬取締法で厳格に定められている。医師・歯科医師であっても、都道府県知事による麻薬施用者免許がなければ、麻薬を取り扱うことはできない。
- 〇 設問の通り
- × インスリン注射は医療行為であり、介護職員が行うことはできない。
- 〇 設問の通り