嚥下や口腔ケアについて、より適切なものはどれか。2つ選べ。
- 片麻痺による運動障害や感覚障害がある場合には、麻痺側の口腔内が汚れやすくなる。
- 成人の唾液の1日の分泌量は、100~ 200mlといわれている。
- 嚥下機能が低下している場合には、感覚が鈍くなるので、氷などの冷たいものを口に入れることは避ける。
- 口腔ケアは、口腔内細菌を減少させるので、誤嚥性肺炎の予防に有効である。
- 義歯が本人に合っている場合には、義歯を外さないで口腔ケアを行う。
【 正答:14
】
解説
- 〇 麻痺側は感覚がないため、食べ物の残りカスがあっても気づきにくい。
- × 成人の唾液の1日の分泌量は、平均1リットルほどといわれている。
- × 冷たいものを口に含むことで、口腔に刺激を与えることとなり、唾液の分泌を活性化させ、嚥下がしやすくなる。
- 〇 選択肢の通り
- × 義歯が合っている場合であっても、外して口腔ケアを行う。