神経難病について適切なものはどれか。3つ選べ。
- 筋萎縮性側索硬化症(ALS)では,眼球運動や肛門括約筋,知覚神経は末期まで保たれる。
- 筋萎縮性側索硬化症(ALS)でみられる筋力低下や筋萎縮には,筋力トレーニングが効果的である。
- パーキンソン病では,精神症状,自律神経症状は出現しない。
- パーキンソン病の治療は,薬物療法が基本である。
- 進行性核上性麻痺では,思考の遅延や無感情などの認知機能低下を早期から認めやすい。
【 正答:145
】
解説
- 選択肢の通り
- 筋萎縮性側索硬化症で見られる筋力低下や筋萎縮は,脊髄や延髄の運動神経細胞が変性消失して起こるため,筋力トレーニングなどでは回復しない。
- パーキンソン病では,進行につれて起立性低血圧や排尿障害などの自律神経症状や,うつ状態や認知症などの精神症状が見られる。
- 選択肢の通り
- 選択肢の通り