Aさん(80歳、女性、変形性膝関節症、要介護1)は、週2回介護保険の訪問介護で買い物と掃除を利用し、一人暮らしをしていたが、息子が来月から同居することになった。Aさんは、「息子は精神的に弱い面があり、仕事をしながら私の世話をするのは無理だ。」と言って、現在利用している訪問介護の継続を希望している。介護支援専門員の当面の対応として、より適切なものはどれか。2つ選べ。
  1. 一人暮らしではなくなるため、訪問介護の対象外となることをAさんに伝える。
  2. 訪問介護が受けられなくなっても自分でできるように、住宅改修を提案する。
  3. 息子に対して、Aさんに必要な援助ができる状況かを確認する。
  4. Aさんの希望通り、同居後も今までのサービスを継続することを約束する。
  5. 改めてアセスメントを行う必要があることをAさんに伝える。

【 正答:35 】

解説

  1. 一人暮らしではないからといって利用できなくなるわけではないため、適切ではない。。
  2. 上記と同様に、訪問介護が受けられなくなるわけではない。また、それを理由に住宅改修を提案することも適切ではない。
  3. 選択肢の通り
  4. 同居後は、息子がAさんの支援を行うことが優先となる。現状では、今までのサービスを継続することができるかは不明であり、約束することは適切ではない。
  5. 選択肢の通り